ひとりだけど、ひとりじゃない。KitchenBASEで見つけた新たな飲食の形
「ひとりで始めたはずなのに、ひとりでやってるということを、ふと忘れてしまう。KitchenBASEはそんな場所です」
KitchenBASE中目黒店に新たにオープンした「アミーゴ」。店主の鈴木さんは20代からフレンチ専門のシェフとして働き、その後も海外やホテルなどで腕をふるってきた経歴の持ち主です。
「今思うと、ホテル時代って恵まれてたんだなと(笑)。KitchenBASEに出店して何から何まで自分ひとりで進めるのは想像以上に大変でした…。でも、KitchenBASEではスタッフの方が手続きのサポートをしてくれたり、話し相手になってくれる。隣を見れば他のキッチンの方も頑張っている。そんな刺激的な環境だから、ひとりだけどひとりじゃない、という心強さをもらっています」
もともとお店を開くために場所探しをしていたという鈴木さん。コロナ禍では飲食店を開くのは難しいと考え、KitchenBASEに興味を持ちました。
「先が見えないだけに、今から飲食店を開くのは正直かなり厳しい。そんな時にゴーストレストラン、クラウドキッチンっていうものを知って、これこそ時代のニーズにマッチした、これからの飲食業の在り方なのかもしれないなと。この先コロナがなくなったとしてもデリバリー業界の勢いは止まらないだろうし、自分にとってもいい勉強になるんじゃないかと思いました」
実際に入居してみて、KitchenBASEのスピード感に驚いたという鈴木さん。
「たとえば自分でクラウドキッチンを借りたとしても、手続きなどはすべて自分でやらなければいけない。知り合いでお店をやっている人に話を聞いても、実際にデリバリーを始めるとなると準備から始動まで数ヶ月かかることもあるというので、KitchenBASEはすぐに事業を始めたい人にとってはありがたいなと思います」
スタッフのサポートがあったからこそ、料理を作ることに集中できたと振り返る鈴木さん。今回、KitchenBASEではタコスとブリトーを中心に提供。最初にKitchenBASEのコンサルタントとどんなメニューで勝負するか、入念に話し合ったそう。
「以前アメリカ人専用のホテルでシェフをやっていた時に、すごく好まれていたのがメキシコ料理のタコスやブリトーでした。手軽に食べられて満足感も高いタコスは、まさにデリバリー向きなメニュー。これまで僕が学んできたアメリカナイズされた料理を、日本人の口にも合うように僕なりにアレンジして、本場の味と日本人好みのボリューム感、どちらの良さも出せたらいいなと」
すべて鈴木さんの手作りだというアミーゴのメニュー。メキシコ料理をやる際には、食材を集めるのにかなり苦労したんだとか。まだスタートしたばかりのアミーゴですが、今後の目標は?
「いまは完全に1人で回しているのでメキシカン一本で勝負しますが、今後は少しずつスタッフを増やして、一つのキッチンスペースでいくつものレストランを展開できたらなと考えています。それができるのもKitchenBASEならでは、ですよね」
ひとりだけど、ひとりでやってるということをふと忘れてしまう。そう語る鈴木さんのお店は、KitchenBASEという場所で、さらにレベルアップしていくはず。
「東京で一番美味しいタコスとブリトーが出せるお店を目指しているので、ぜひ一度味わってみてください」
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