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○月✖️日献立帳 #16
2023.6.17 これでよし
梅雨間の晴れ、洗濯と部屋の風入れ。エントランスに鬱蒼と茂っていたアカシアの剪定を行う。ノコギリで太い枝ごと切り落とし、木は大変こざっぱりした出立ちになったが、足下には大量の剪定枝の山が出来上がった。今日のところはこれでよしとする。
キッチン流しの排水の調子が良くないので、ワイヤーの先にブラシを付けたクリーナーを排水管に挿入して掃除する。2メートル程までは突っ込めるがその先は進めない。とりあえず届く範囲をブラシでゴシゴシするも流れは改善しない。いろいろ試してみると排水管のビニールのパイプを上に引っ張ると溜まった水が勢いよく流れ出すことがわかる。見えない奥の方で捩れてるのかパイプの形状が原因のような気がするが、これ以上確かめようがない。見える部分のパイプの張りを調節してなんとか流れるようになって、今日はこれでよしとする。
魚屋でコチとイサキ、野菜市場でヤングコーン。ヤングコーンを生で食すと美味い。
トマトとヤングコーンのオリーブオイル和え、もやしの納豆和え、コチとイサキの刺身、コリンキーとズッキーニのザブジ、素麺梅しそ胡瓜乗せ
2023.6.18 中腰注意
昨日産出された大量のアカシアの切り枝を仕末する。堆肥にできれば理想なのだが、そのノウハウとスペースがない。仕方なく鋏で切り刻みゴミ袋に詰め込む。2時間近く中腰で作業してしまって気がつくと腰があやしい具合になっている。以後大人しく過ごす。
ビーツの葉もいい食材、火を通すと甘みとうまみが増して炒めものに最適だ。
大根ビーツの葉と油揚げの炒め煮
拍子切りにした大根と油揚げを胡麻油で炒め、ビーツの葉を加えて炒める。アラ出汁を加えみりんと醤油で煮含め、乾煎りしたカイエンヌペッパーをまぶす。
もやしとサヤインゲンのナムル、茗荷とトマトの納豆和え、コチとイサキのカルパッチョ、グリンピースご飯
2023.6.20 煮物現象論
野菜籠の中でずっと出番待ち状態だった、じゃがいも、人参、カブに登場いただき和の煮物にする。
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じゃがいも人参カブを一口大に切り、出汁みりん砂糖で煮る。20分くらい煮てほぼ柔らかくなった頃合いに醤油を加え、茹でたスナップエンドウも入れて少し煮詰める。味見すると少しボンヤリしているのでカイエンヌペッパーを一振りして完成。
和の煮物は、他の献立に比べてこうでなければいけないという基準がかなり緩い感じがする。それとも自分が煮物の味のイメージを確立できてないだけなのかもしれない。なので出来上がりはいつも満点のようでもあり、及第点ギリギリのようでもある。
じゃがいも人参カブの含め煮、ミニトマトオクラの納豆和え、カマス刺身にご飯
2023.6.21 サマードリーム
夏至。台風も来たし、既に一夏越えたような気分になっているが実はこれから夏本番。庭ではバラ、サマードリームが房咲き。
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ビーツズッキーニとソーセージの炒め物、糠漬け大根と納豆和え、カマスのスパイスグリル、豆乳おじや
2023.6.22 物事を続ける2つの方法
庭木の剪定。今日は敷地と通りの境で暴れていたれんぎょうの枝をバッサリ刈り込む。ついでに伸び放題の草も抜く。庭の仕事もただ「維持」と思うとなかなか辛くなるので、新しい苗を足したりして、少しでも創造的な要素を取り込むようにしている。
物事を続けようとするとき、経験からいって次のいずれかの場合にうまくいっている気がする。
1 ルーティンになにかプラスアルファを乗っける
2 ルーティンを御呪いにしてしまう
毎日飽きずに献立を考えられるのは、レシピ開発というほど大袈裟ではないが、ちょっとした実験気分でやれているおかげであり、ギターの指練習を続けられるのは、厄除けの儀式と位置付けているので安寧な生活を送る上で欠かすことはできないのである。
ピーマンの炒め煮、ブロッコリーと豆腐の辛子炒め、ウルメイワシ刺身、ご飯と味噌汁
2023.6.23 困憊記
用事に間に合わせるためいつもより1時間早く家を出たら、電車が事故で止まっていた。なので別路線で大回りして都会に出る。こんなこともあるかと早く出たので大正解なのだが、なにもこんな日に限って…とも思ってしまう。夕方にはぐったり疲れてしまった。
なんとか家に辿り着き、昨日買ってあったノドグロを捌いて刺身でいただき、その美味さに漸く復活した。
ノドグロ刺身、コリンキーのザブジ、焼きなすピュレ豆腐、カレーうどん
2023.6.24 凪
買い物帰りに散歩。いつもとは反対の方角に足を運んで小さな漁港に出る。姉と弟らしき子供2人が磯で遊んでいる。釣り人ひとり。無風、波もなく、生温い湿気が重石になっているかのように潮もピタリと動かない。
ピーマンとおろし大根、ツルムラサキ納豆和え、カマス刺身、ホシイカ焼き、人参の葉とキクラゲ卵炒め、焼きナスピュレ素麺
2023.6.25 アサヒガニ
夕方閉店近くに魚屋に飛び込むと、珍しいのが入ってますよ、アサヒガニ!と店の人。桶の中を覗くと、エビとカニの中間のような生物が2体、前後に動いている。
真っ二つに割ってもらい、最後の二つを買って帰る。グリルで8分ほど焼いてみた。身がふわふわして丁度良い焼け加減。足の部分にはほぼ肉がなく、胴体にみっちりと詰まっている。夫婦二人で1匹ずつ、黙々と真剣に頂いた。
焼き蟹、ズッキーニとサヤインゲンのザブジ、明日葉とゲソのお浸し、塩キャベツ納豆和え、とろろうどん