【深夜の背徳コンビニ飯】高知名物ジャン麺
あ〜やっちまった。。。
深夜0時をまわり、いい感じに酔った俺は、ダメだ、ダメだ、、、と思いながらも、迷いなく近所のセブンへと向かっていた。
小腹をどうやって埋めるべきか。炭水化物は危険だ。歯止めが効かなくなる。スマホで夜中でも食べていいものを調べながら、
「ナッツなんか食べてられるか!」
「ヨーグルトで腹は埋まらない」
などと、毒づき店内に入る。寸前までの葛藤はどこへ行ったのか、真っ直ぐに弁当コーナーへ。
そこで見つけたのである。
“ジャン麺” をご存知だろうか?
高知県のご当地グルメだ。といっても、俺もまだ本物を食べたことはないのだが。だから正解は知らない。
調べてみると、高知県の焼肉店が発祥で、細めのストレート麺にたっぷりのニラとホルモン、卵などが入った鶏がらベースのあんをかけたラーメンで、開発当時からご飯に合うように作られたとのこと。だから、麺を食べたらご飯を入れて食べるのが一般的なスタイルらしい。もともとはホルモンではなくカルビが入っていたが、原価の関係などでホルモンが入るようになったらしい。
いつか食べたいと思っていたが、まさか深夜のコンビニで出会うとは。いやいや、出会ってはいけないタイミングで会ってしまった。
手に持ってみるとズッシリと重い。これはあかんやつだ… でも、こーいうとき、必ず思ってしまう。いや、誰もが思ってしまうだろう。
「この1回だけなら大丈夫」
さて、無事に帰宅後、表示どおり温めたら、麺とあんが絡むようによく混ぜる。なるほど、汁に浸かっているタイプではないのか。
ニラだろうか。旨そうないい匂いがする。確か、ニラも高知の名産品だったはずだ。
それでは一口ズズっと啜る。
うっま! 見た目と違い全然そこまで辛くない。ネットにも、子供でも食べられる辛さと書いてあったな。
食欲を刺激し、ご飯にも確実に合う味だなこりゃ。なのに、溶き卵の力だろうか。見事に味がまとまりそしてマイルドだ。箸が止まらない。
お!ホルモンが入ってる。
コンビニのラーメンにホルモンが入ってるのは珍しい。甘さがあって旨い。ホルモン屋の柔らかさとは言わないが、やや硬めのホルモンも嫌いじゃない。
買う時までの背徳感が嘘のように、食べ終わった後は、もう一度食べたいと思える満足感に駆られていた。さすがにご飯を入れるのは耐えましたよ。
それにしても、セブンの期間限定メニューは旨いものが多い。なかなか普段食べられないものが食べられるのもいいんだよな。満足満足。
ご馳走様でした!