脳内にイメージをストックする
最近よくなぜ作業は早いのか聞かれることがある。
なぜだろう?
その理由を自分なりに考えると、作業の段取りや作成する資料のイメージが打合せ中や作業する前にできていることが多い。パワポの資料であれば、きっとこんな資料を作成し、こうプレゼン(説明)し、どこを強調するか、などのイメージが既にあることに気づいた。
これって、結局経験じゃん!?って言われてしまうとそれまでなのだけど、パターン化しているパターンが多いとも言える。
例えば、コンサル時代の4年弱で、作成したパワポは1000枚とか2000枚かもしれない。そして、上司や同僚が作成したものを見る機会もめちゃくちゃ多かった。結局自分の目で見て「いいな」というものをストックしているのだと気づくと、最近多く出版されている「〇〇大全」系の本を辞書のように使うのが主流かもしれないが、空いている時間にただただ眺めておくだけでも良い。
とくに、フレームワーク系のモノはガントチャートのような時系列で段取りを整理されていたり、サプライチェーンのような上流下流の流れが載っていたり、ものごとの進め方をイメージするのにも効果的で、実際自分も何かを始めるときに脳内に浮かんでいる。
上記のような複雑でなくても、3ステップででもイメージを常に持っているだけで決定的に進め方が異なるし、何か並行して動かさないといけない場合の注意喚起もできる。
結局はいままで行ってきたことをイメージ化して、脳内に沢山ストックできているから、今回はどれを使おうか?で済んでいるし、組み合わせで応用できていると思う。
実際、新しいアイデアを生み出すのも「組み合わせ」だという。自分自身にインプットがなければ、新しい刺激によって、新しいアイデアは生まれない。いまはインターネットで何でも検索できる時代だというからこそ、良質な情報を大量にインプットしたい。そして、その情報は知識だけでなく、経験によるところが大きい。
世の中にたくさんの、作業効率化の本が売っているので、それを読んでもらいたいと思うが、考え方を大量にインプットしない限り、根本的な作業効率化にならないし、他者と差が生まれない。その差が根本的な、作業の速さの差につながることを実感できるようになると、もっと仕事が楽しくなるはずである!!
以下、参考になりそうな本を紹介してきます!