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子どもの教育 アドラー心理学から

子供のサインを感じ取るために

子育て関連の本の中でアドラー心理学は本当に面白い。
その本を色々と調べていく中で見つけた一冊。

内容を備忘録として紹介します
子供の教育

過小評価されて育つと過小評価されることを恐れ

他人がひいきされたり
自分より好まれているのを見ると

怒りいらだつ


劣等感(劣っておるという感情感覚)

生まれついて持っている感情であり

子供の想像力をかきたて

状況を改善しようとして劣等感を消そうとする。



過度の劣等感は毒である。

子供を常に満たされないものにする。
共同体感覚

成長していくに当たり共同体感覚(他人の人のことも考えれる感覚)を養っていく、

だから一人の人間に対して執着するようにしてはいけない。

(子は母(父)親から父(母)親へ、そして他の人へと結び付きを広める)

学習の失敗よりも心理的な失敗の方が心配。

子供はいつも支えられているという感覚を持つことが大事
(甘かされて育った子供)。
自分の子供時代より幸福であってはならない

厳しく育てられた家庭で育った親に目立つ、

厳しく育てようとするが
厳格で権威主義的な教育は無益であることがよく知られている事実

対人関係 仕事 愛 

この課題に対してどう答えるかでライフスタイル全般と目標がわかる。

子供がなぜそんなに怠けているか尋ねて、
その答えを知っていると期待するのは間違い。

また子供がなぜ嘘をつくのかを説明することも無理。


精神的な生活について注目に値するのは

私たちの視点がどの方向をとるのかを決めるのであって、
事実それ自体が決めるのではない

(視点の先にある物が決めるのではない、見ている方向が重要)
人類はより高いレベルに達しようとする欲求を起こしている。

子供のある種の特性は子供のうちに劣等感の弱さ自信のなさを引き起こす環境の力が作用しており、
逆に子供たちの精神生活全体に刺激的な影響を及ぼしていることを示している、


この状態から自分自身を開放すること、
より高いレベルに到達すること、
そして平等観を得ることを目標にしている。
上昇への希求が激しければ激しいほど子供たちは
自分の目標をより高い所に置き自分に力があることへの証明を探し求める。


例・口笛を吹けないことで劣等感を抱くが、
ある日突然吹けるようになったことによって
自分の中に神がいると確信してくる 

自分の最も弱いと感じている子供の時に神に似ているという考えも同じく抱いている。

野心

他の子供よりも秀でて一番になりたいと野心を抱き

努力して激しさを増す子がいるが、

努力の中に野心が混じっている場合、

この野心は子供の成長を過度の野心によって損なわれる。

たとえば本ばかり読んで

外で他の子供たちと関わりあうのを避けたりして精神的、

肉体的に成長することが難しくなる。
そして最終的に成功することで認められる、

ということしか考えず、

成功しても人に認められるのでなければ満足しない。

だから困難が生じた時は

この困難を克服することを試みるよりは

精神のバランスを維持することの方が

子供にとって重要である。

子供はこのことを知らないため

他人の賞賛なしには生きられなくなり、

他人の意見に左右されることになる。
課題に対し

人為的に作られた障壁を克服することが大事、
それは成績であったりするため、
この障壁は自身の欠如に反映され、

その結果、有用な活動を中断することになってしまう。


そうなると逃避することを考えてくる

家で甘やかされた子が学校で集中して勉強できるわけはない、
集中力がないからだ。
学校などよりも家にいたいという欲求を見せてくるなら

学校への反感の兆候を見てとれる。

それを早く準備すれ、

早く食べろなどと言ってしまうと

子供は自分の進歩を妨げる通過できない壁を

築きあげるかのようになる。

このような場合は子供に自分で学ぶ時間を与えてあげるのが大事。


学校生活を通して子供を見る

学校に遅刻しても罰してはいけない、
罰すると学校では自分が不幸であるという気持ちを強化するだけ。

居場所がないと思わせることになるため、
逃避の行動に出る。


本をいつも同じところに置かないとか
いつも忘れ物をするというのは
学校などでうまくいってない証拠。


これは子供が自分を過小評価している
(成功をしようとは少しも思っていない)
なぜなら環境が闘うことを断念させる、
(家庭では子供を馬鹿にしたり将来を暗い未来と予知したり、
学校で非難を裏書するようなものを見出してしまうと誤解を正す分析力判断力を失ってしまう)

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