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のらねこ日記いきもの編≪知らない子≫
夕方帰宅すると、外猫さんたちは誰もいませんでした。
父に聞くと
「朝は全員来たけど、夕方はチビ2匹だけだったよ」とのことでした。
掃き出し窓を1度開けてみても、誰もいませんでしたが、もう一度開けると1号ちゃんがやってきました。
父曰く
「サッシ戸開けていたら、ほんの一瞬家の中に入ってきたよ」と。
それを聞いて
「しめしめ、ちゅ~る効果ありね」と思い、1号ちゃんにちゅ~るをあげることにしました。
やはり、まだ警戒していて手に持った状態では食べてくれなかったので、お皿に絞ってあげました。
それから少しして、1号ちゃんが帰った後、私が夕飯の支度をしていると
『ドン!』と誰かが物置の上に飛び降りた音がしました。
これくらい大きな音をたてるのは、チャトくらいなので
『遅れて来たか』と、サッシ戸を開けると…
物置の上に知らない猫さんがいました。
口元と足先とお腹が白いほぼ黒猫さんでした。
尻尾の長い大柄な猫さんで、初めて見る顔でした。
私の顔を見ても逃げませんでしたが、
スマホで写真を撮ろうとすると、塀の上に逃げてこちらの様子をうかがっていました。
もしかして、外猫さんズの食べ残しを狙って来たのかもしれません。
男の子だと縄張り争いでチャトが負けてしまうので、かわいそうですが見なかったことにして、そっと雨戸を閉めました。
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