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教員という仕事の良いところ② ~教員は善人が多い~

「教員という仕事の良いところ①」という記事を以前投稿させてもらいました。
そちらは仕事内容に関してのお話でしたが、今回は同僚・上司という観点からのお話です。

1.退職の原因ほぼNO.2は人間関係

リクナビNEXTさんの記事によれば、主な退職理由は次の通りです。

退職理由の本音ランキング
1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
6位:社長がワンマンだった(7%)
7位:社風が合わなかった(6%)
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
7位:キャリアアップしたかった(6%)
10位:昇進・評価が不満だった(4%)

リクナビNEXT『転職理由と退職理由の本音ランキングBest10』より

3位「同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった」が13%。
これは2位の「労働時間・環境が不満だった(14%)」とほぼ同じ割合です。つまり、ほとんど2位。やはり人間関係はデカイ


2.教員は善い人が多い

教員は善人が多いです。
善人だから教員になるのか、それとも子どもを相手にする仕事をするうちに善人になるのか……。おそらく、その両方だと思います。


3.[実例]こんなことしても怒らない。むしろ優しい。

私は昔、先輩教員に対して、学校行事の準備について質問をしたことがあります。

質問した瞬間に「しまった!」と思いました。
その日の朝に関係書類が配布されていたのです。それを読んでいれば全てわかるようになっていました。書類を読めばわかる事を、わざわざ人様に尋ねてしまったのです

戦々恐々とする私に、ところが、その先輩教員は「ああ、それはね――」と優しく説明してくれたのです。

なんということでしょう。
私は感動しました。もしこれが前職(事務職)の職場であれば、「喜多川くん、ちょっとこっちへ」と応接室に連れ出され、ねちっこく説教されていたに違いません。
ところが、この先輩は教員は、優しく一から十まで説明してくれたのです。
先輩、ありがとうございます! オレ一生付いていくっす!

でも、どうしてこの人たちはこんなに人が善いのでしょうか?


4.教員に善人が多い理由

思うに、教員は子どもたちの相手をするうちに、どんどん寛容になるのだと思います。子どもは、人の話を聞きません。説明を終えたその瞬間に、同じことを質問してきます。いくら説明しても、右から左へ聞き流しています。聞き間違えているならまだ良い方です。提出物も出しません。新入社員の上位互換(?)ですね
そういう子を相手にするうちに、何されても怒らなくなるのだと思います。何度でも優しく教えてあげようになるのだと思います。

他にも、困ったときにはすぐに助けてくれたり親身になって相談に乗ってくれたりします。

まぁ、基本的に教育委員会(校長のさらに上司)は感じ悪いんですけどね!
(T県の教育委員会職員が、県庁近くの飲み屋で「あの教員をどうにかして退職させたいね」「こうしたらどうだろうか」という話をしていたのを先輩教員が耳にしたそうです。また、O県の教育委員会は、電話口ではいつも高圧的でした)

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