【28/365 会議を変えるだけで、結果が変わる】
私が地域活動をしていくなかで、大切にしていることがあります。それは、「会議」です。
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私が「会議」の大切さを実感し始めたきっかけは、大学2年生。ちょうど、地域活動の代表に就任したころでした。
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代表になると、外部とのやり取りも増えるため、地域活動を1人ではできないと実感しました。
子どもたちに向けて、まちのお店を巡るイベントをやるにしても、学生メンバー、商店街の店主、子ども会、自治会、地域住民など様々な方々に協力を仰ぎ、プロジェクトを進めていきました。
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それゆえに、地域の方とフラットな関係性をつくることが大切になります。お金をもらってやっているというフェーズには至っていないため、メンバー1人1人のの「納得感」が重要だからです。
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一方で、年齢や価値観も違う方々と取り組むことに難しさを感じていました。
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例えば、地域の方と行ったイベントのアイデア出しの場でも、学生メンバーが遠慮してしまい、活発な意見交換ができないことがありました。一定の人が喋りすぎて、「気づいたら終了5分前」ということもしばしば。
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そこで、ミーティングの仕方を以下のように変えてみました。
・自己紹介を入れて、お互いのことを知る
(よくわからない人と話すのは緊張するため)
・付箋紙にアイデアを書き出す方式に変える
(意見が言えないメンバーがいたため)
・会議資料は事前に共有、会議テーマを勉強
(思いつきを防ぐため)
・多数決は原則使わない
(納得感がない)
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そうすると、ミーティングで学生側の発言量、アイデア量、学生と地域の方との「対話」の量が増えました。
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また、ミーティングのなかで、困っていることや助けて欲しいことをお互いに共有するようになりました。その結果、地域の方から「この人に話するといいかも」といった情報を教えてくださるようになり、巻き込む人の数も増加。最終的には、イベントの参加者数も前年に比べて、40%アップし、3年間で100人以上の方々が関わる団体になりました。
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中でも驚いたのは、地域の方からお祭りやイベントのボランティア・企画を頼まれるようになったこと。
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会議を変えるだけで、こんなに結果が
変わるものなんだと実感しました。
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会議を変えるだけで確実に活動のフェーズが変わりました。メンバーがより納得感を持って、活動に取り組めるようになったと感じました。
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だから、今後も「会議」は大切にします。
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