時間がかからないことは継続しやすい理由
最近毎日noteを書いています。
続いている理由は単純に、執筆時間が短いからです。
丁寧な訳「東方キャノンボールというソーシャルゲームは、1日3時間の周回を求めてくる。まっとうな人間は、毎日ソーシャルゲームを3時間もプレイできない。あのゲームはもう辞めてしまったけど、今でも心はキャノンボールプレイヤーです」
ソシャゲは1日10分くらいならば十分に楽しいし、「自分は一体何をしているんだ?」と、己に問いかけることもありません。
今回の記事では、習慣もしくはルーチンワークを速く終わらせることのメリットについて書いていきます。
忙しい人のための要約
※ いつも書いている記事の構成なんですが、これ見せたほうが理解しやすいかなと思ったので貼って見ることにします。
習慣もしくはルーチンワークを速く終わらせることのメリット
・ 集中力は長くても1時間しか持たない
・ 人間には時間的な制限がある
・ 時間をかけてないことは心理的負担が少ない
・ 記録を縮めていくのは楽しい(ゲームに見立てる)
・ 他の活動より有意義だと思える
・ やる気が薄くても続けられる
・ 短時間のタスクは簡単なので熱中しやすい
時間をかけてないことは心理的負担が少ない(という発見)
人間は、自分が時間やエネルギーを注ぎ込んだものというのは重要だ、と思う性質があります。
認知バイアスだとか心理学用語を使わなくとも、一貫性とか返報性という言葉だけでなんとなく意味は伝わると思う。
一生懸命に身体を鍛えても、思ったほどの効果が出なくてがっかりする。誰でもこういった経験があります。
例を挙げると、今書いているこの記事ですが、10時間かけて書いたらどうでしょう?
何万人にも読まれないと、少なからず悲しいと感じるはずです(初めて記事を書くと10時間くらいかかる)。
相手の反応はコントロールできないので、成功基準を読まれるかどうかに設定は厳しいのですが(特に何もエッチなこと書いてないし)。
たくさん時間をかけた物事には、どうしても成果を期待せざる得ません。
東方キャノンボールを毎日3時間もすると、人間的な成長、収入の増加、人間関係の改善、といったものを期待してしまうようになるのです。
短時間のタスクは熱中しやすい
物事の難易度と、自分の能力が釣り合っていると、人間は極度の集中状態に入るそうです。
これをフローといいます。
世の中のゲームというのは、大抵フローに入りやすいようにできており、逆に言うとフローに入れないゲームをする人は少ない。
何10万文字もある小説を書き上げるのは難しいですが、1行だけなら誰にでも書けます。
数行、もしくは400文字くらいならば、むしろ楽しめるのではないでしょうか?
作業手順が少ないので、達人じゃなくとも手順や方法を詰めていきやすいからです。
・ 時間がかかるものは複雑で集中しにくい
・ 時間が短いものはシンプルで集中しやすい
終わりに
今まではフローを知っていても、記事を書く時にフローに入れたことはありませんでした。
精神科の先生が、うつ病になる話に似ています。
私にはまだ4000文字の記事を集中してかける能力はないのですが、noteの1000~2000文字くらいの記事はフローで書けるようになりました(騎士団長殺しを書いたり、オリンピックで金メダルを取るには、フローではなく必死さが大事と言われています)。
続けるにはフローになるのが一番簡単で、そのためには時間をかけないのが、やはり一番簡単であるという話でした。
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