怪我の功名?でできたうまい鍋
昨日は鍋でした。
製作責任者として満足のいく出来映えとなりました。
以前はスーパーで買ってくるレトルト?の胡麻豆乳鍋のダシを使っていました。
前回私が製作責任者として製作したときに何が悪かったのかひどく焦がしてしまいまして、IH対応鍋の底の一部分が溶けてIHコンロのガラストップ部分にへばりつくという悲惨な状況にまでなってしまいました。
胡麻豆乳のダシ汁で肉を泳がせてから一旦取り出し、厚揚げとコンニャクを味が染みこむように先に放り込んでおいて、その間に他の具材の用意をするという、私としては最高の計画通りの手順で進んでいたのです。
切り終わった白菜やらネギやらを次々放り込んでいるとダイニングに居た子ども達が
「なんか焦げ臭い❗」とか言い出しまして、「えっ⁉️」と思った時には時既に遅し。お玉でなぞると鍋のそこがゴツゴツしていて真っ黒に炭化した食材が…
厚揚げよりも先に白菜達を入れた方が良かったのか、それとも火力が強すぎたのか、はたまたこまめにかき混ぜるべきだったのか。
イヤ、しかし。
焦げ付いてはいるが食べれない事はないでしょう。
「なんかスモーキーな感じで良くない?」
とか
「この、少し苦味があるのがオトナな感じで癖になるかも」
とか言いながら、入れてしまった具材は焦げを除いてひとまず食べました。
しかしもう無理のようです。ほとんど箸をつけていない次男などはめっきり口数も減ってしまい目が虚ろです。
幸い未使用の具材はまだたくさんあります。
一から作り直すしかなさそうです。
中身をすべて捨てて鍋をお湯に浸け、タワシでゴシゴシしまくりました。
焦げが張り付いているときはひどいものだったのですが、だんだんと取れてきたら思ったほどでもないようです。
これは、鍋は再利用可能ですね。
しかし、捨ててしまったダシはどうしましょう。
「これ作ってみよう!」
長女がスマホの画面を差し出したのです。
なんか「ダシのレシピ」のようです。
が、私にはあいにく老眼でさっぱりわからないのですが。
ということで、ダシは長女に任せて私はIHのガラスにくっついた鍋の塗料を取り除く作業に専念しました。
ということで、生姜の風味の利いたさっぱり味噌味の美味しい鍋が出来上がったのです。
これまで胡麻豆乳一辺倒だった次男もこれはうまいと超お気に入りとなって、今回も長女製作のダシを使った鍋となったのでした。
私が鍋を焦げつかせたことで我が家の鍋は生まれ変わったのです。
この鍋の製作責任者は私です。
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