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106万の壁の助成の話

3/16の新聞に「年収の壁」「パート手取り減 緩和案」なる記事が載った。

妻は、子ども達の学費や生活費を捻出するためにパートを掛け持ちしている。その合計収入は少しでも家計の足しにという思いで当然106万を超えてきている。
なので扶養も外れているし保険料なども自分の給料からの負担となっている。

そしてそのマイナス面を補うべくさらに働いているという状況だ。

今回のニュースはそこを国が助けてやろうという話かと思いきや話はまるで違ってがっかりした。

106万の壁で苦しんでいる人たちを助けようということではなくて、106万の壁で人手不足になっている企業を助けようというだけの話ではないか。

「企業に助成」
早い話、国民からの税金を企業のために使うという事だ。

所詮、政府の考えることはいつもそうだ。
決して我々民衆を見ているわけではない。大企業など自分たちの利益に直接かかわってくる方向しか見ていない。
そもそもの立ち位置が違うのだ。

しかしそこに本人たちも、マスコミの連中も、気付いていないのか、わかっていないのか、わかってはいるが気にも留めていないのか、それともバカな国民は何も言わないと思っているのか、まるで国民の為ですよ的な顔をして平気である。

国は国民側ではなくて大手企業側からしかモノを見ていないことがあまりにもあからさまな酷い話だ。

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