【読書】「ものの見方が変わる 座右の寓話」物語から学びを得る
「座右の寓話」は読み物としても面白くて、それでいて多くの学びが得られるここ数年読んだ本の中でもかなり好きな本。
世の中にはビジネス書や自己啓発書と呼ばれる部類の本が数多くあります。
私もそういう本はよく読みます。
本によっては抽象的な内容だったりもしますが、行動に移すことができれば必ず成長できますし、行動に移さなかったとしても、大量の情報をインプットしておけば、必ずいつか役に立ちます。
私自身、仕事をしていく中で、あるいは生きていく中で役に立っているものも多くあります。
一方で、ビジネス書ばかり読むよりも、小説などの物語をたくさん読んだ方が良いという話も聞きます。
その考え方も理解できます。
ビジネス書よりも小説などの物語のを読むほうが読解力や文脈を読む力、想像力などが鍛えられると思います。
また、物語の登場人物に自己投影し物語を疑似体験することで、視野が広がったり、今までになかった他者の視点を獲得することもできます。
私の場合、ビジネス書を読みたい時期と小説を読みたい時期の波があります。
環境や気持ちの変化によってどっちを読みたいかが変わってくるので、その時の気の向くままに本を選んでいます。
ここ2,3年はビジネス書や自己啓発書を読む割合が多くなっています。
さて、本題に戻ると、この「座右の寓話」は、寓話という短い物語を紹介しながら、各物語毎に著者の解説がついている本となります。
1つ1つの寓話を物語として楽しみつつも、解説を読んで人生の教訓や新しい価値観のヒントを数多く得ることができる読みやすくて面白い良書です。
一般にビジネス書などは、良いことが書かれあったとしても、具体例や物語がない場合も多いので、読んだ後にすぐに忘れてしまうものも多いです。
ですがこの本は1つ1つの学びが物語とセットになっているので、記憶にも残りやすいと感じます。
タイトルの通り、座右の銘を探すための1冊としておすすめの本です。
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