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明日を向いて歩こうか ああ きらめくように生きるには

元日本代表中田浩二が引退決断

カズ大先生を始めとして、先輩方がまだがんばっている中、
もう引退?とびっくりしたものの、
35歳だもんなぁ…、早すぎるっていう年でもないか。

同期入団の小笠原・本山・曽ヶ端はどうおもっているんだろう。
この4人+もう2人の98年入団組は「鹿島V6」って呼ばれてた。
V6っていうのに また時代を感じるな。(笑

V6の1人が引退を決めたのはわかったけど、他は今どうしているのかまったく知らない。
オガサ・ソガは今も試合に出てるのかな?
本山はまだ10番背負ってるの?
中村・山口はどこにいるんだろう。

彼ら79年組が輝いていた時代こそ、
わたしがサッカーが大好きだった時期にあたる。
わたしの高校時代はサッカーとともにあった。
関西で鹿島の試合があるときはかならず観にいった。
国際試合だって、高校サッカーだって欠かさずチェックしていた。
それが今になっては、アギーレジャパンの試合を1試合も見ていないという…。
(1試合も見ないうちに解任されたりしてネ。)
先日会った中高時代の友人に、今は全然サッカーを見ないというと、
すごく驚かれた、「あんなにハマってたのに」と。

時は移ろう。
わたしのサッカーへの興味は失せ、
そのうちに黄金世代の選手たちの輝きも失われつつある。
聞けば、稲本も来期の川崎フロンターレにおいては構想外なのだという。あのイナが。

中田英寿が29歳、中田浩二が35歳で引退したかと思えば、
カズ大先生のように現役にこだわる選手もいる。
どちらが正しいというのではなくて、
みんなが納得のいく選択ができるといいな。
不本意にユニフォームを脱ぐことがなければいい。

サッカーをしたい人はサッカーができればいいし、
メジャーリーグに行きたい人は行ければいいし、
歌いたい人は歌っていられればいいし、
ギターを弾きたい人は弾いていられればいいし、
ギターを弾いて歌いたい人は弾いて歌っていられればいいし、
ベースを、ドラムを、以下同文、
熊本をしあわせにしたいくまは しあわせにできればいいし、
トラックより強くなりたい地縛霊は強くなれればいい。

わたしのすきなひとたちが、できるかぎり、自分の思うように生きていけますように。


(『凛として世界』2014/12/4 記事 再掲)

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