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ワンパターンのススメ?
ワンパターンという言葉を聞いて、そのような感じを受けられるでしょうか?
それほどよい印象の言葉ではないのかな?と思います。
ですが、ある時、「型にはめる」というのが、何か、技術を身につくレベルで習得するには、とても大切だ、と体験的に気づかせてもらえました。
具体例は、習い事の武術とコミュニケーションでした。
どちらも同じような時期に始め、どちらの先生も、スーパーマンレベルの圧倒的な存在です。
ですが、面白いことは、全然違う分野のようで、お話を聞いていると、共通点が思いのほか多い。
なるほど、高い技術を習得して、自然に使いこなせるようになるって、そういうことか?と思い至りました。
武術の場合は、古来受け継がれてきた「型」というのがありますが、コミュニケーション・スキルの場合は、「フォーマット」と呼ばれます。
ですが、どちらもほぼ同じと思ってよいと思われます。
最初は、受け継がれてきた、うまい型に、自分を合わせていく。
ところが。これが、言うは易し、で最初は全然できないんです、悲しいくらいに。
ですが、「型がある」「型にはめる」ということは、目指す方向性が決まっているということ。
うろうろと、あてもなくさまよわなくてよい、という意味では、とてもありがたいシステムと思います。時間は有限ですからね。
で、話はワンパターンに戻ります。同じことを延々と繰り返すことはよしとしない立場もありますが、気づいてみれば、ワンパターンにも、よいものとそうでないものがあるのでした。
で、よいワンパターンは、あえて、型を忠実に、延々と繰り返していく。そして、ワザを深めていく。
最近、湿疹のかゆかゆから、気になりはじめていた食生活も、ある意味、生活の技術といえます。
パターンを決めてしまい、自分にフィットしたよいワンパターンというのを繰り返してみよう、と思いました。
まずは、お夕飯のお味噌汁の具材を決めてみました。
わかめ、お豆腐、タマネギ、あれば青菜。
おだしは、いりこの粉といわしの削りぶし。
おみそは、食べ慣れた九州の麦味噌。
これなら買い置きもきくし、中身が決めてあるだけでも、だいぶ気が楽です。ちょっと続けてみて、身体の変化を見てみるのも楽しみ。
日常の中で、あれこれ変化をつけて複雑にしていくばかりでなく、シンプルなままでよいものを探してみる。
これは、自分をラクにしてあげる、という意味では、よいことなのかもしれませんね。
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