変わりつつある? 身の回りの草木との共存しかた
今朝、ラジオを聞いていたら、ほとんどの量を、アフリカから輸入されている「エリンジウム」という植物の話をしていました。
この種類に限らず、今、切り花の価格も上昇しているそうです。
理由は、円安や燃料価格の上昇ばかりでなく、高齢化で作り手が減ってきたせいもある、とのこと。
このお話を聞いて、ついに、だんだん、じわじわと迫ってきたなーと感じました。
公園や街路樹で、除草作業が追いつかない場所を目にすることが、以前よりも多くなってきた気がしませんか?
理由は、切り花の栽培と同様、高齢化、人手不足に加えて、予算が足りないことなどでしょうか?
そんなことを思っていると、目に入ったものが2つあります。
1つは、子どもに人気という『グレッグのダメ日記』。もう1つはネットの記事です。
こういうのを目にすると、そう遠くない将来には、茂った草となんとかうまく共存するか、はたまた、草がほとんど生えないよう、すっかり舗装してしまうか、の選択を迫られるのかな?と思います。
どちらにしても、過ごしやすい環境とはいいにくそう。
本当に、悩ましいですね…
これまでは、当たり前のように、誰かがやってくれていた公園緑地や空き地の除草。
これからは、お金を払っても、やってくれる人がいなかったり、受け継がれてきた技術が途絶えてしまうかもしれません。
そうすると、防草シートを張ったり、コンクリートやアスファルトで舗装したり、石を敷き詰めたりしたくなります。
ですが、それをすることで、確実に住宅まわりの温度は上昇します。すると、クーラーの必要性が増し、日々の食料の足しになるかもしれない家庭菜園の可能性も失います。
では、どうする…? どうしたい?
目の前の思うようにいかない現象と、未来がつながっていることに思いをはせ、少しでもよい方に、希望が持てる選択を積み重ねていけたらいいな、と切り花から始まった空想は続いています。