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イタリア、ベニスのお薦めホテルと展望台
春先の旅の前のスマホの容量確保のため、写真整理をしています。そんな中、バチカン続きで、イタリアのベニスのお薦めホテルについて書いてみたくなりました。
ベニスのお薦め宮殿ホテル
夫が見つけて予約してくれた4つ星のアル・ポンテ・アンティコホテルが、あらゆる意味で最高で、忘れられない場所となりました。
このホテルは、1500年代に建てられた宮殿のホテルなのです。
宮殿とはいえ、建物自体はとても小さくて部屋数も限られています。
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ひとりひとりのゲストを、敬意とともにとても大切に迎えてくれます。顧客の名前をおぼえて、タイミングを見計らいつつも頻繁に声をかけてくれたり、会話を楽しんでくれたり、必要があればささっと助けてくれる見事な姿勢は、なんちゃって「おもてなし」ではないものが。客への気持ち以上に、自分たちのホテルへの誇りと愛情が溢れているのです。
ホテルのサイトには、こんなふうに書いてあります。
Al Ponte Antico Hotel は、グランドカナル沿いに佇む小さく快適なレジデンス です。ここでは、きめ細やかなサービス と、ペルーク家とそのスタッフによる温かいおもてなし をご提供しております。スタッフはいつでもお客様のご要望にお応えし、ラグーンの素晴らしいツアーの手配や、厳選されたレストランで最高の食体験を楽しむための貴重なアドバイス などをご案内いたします。また、ヴェネツィアの歴史やその街に息づく人々の物語をお話ししながら、心地よいひとときをお届けします。
まさに、その通りでした。
オーナーやスタッフは空港からタクシー(ボート)で到着した私たちを丁寧に迎えてくれ、そして最終日には、迎えに来たボートに乗ってもしばらく手を振ってくれました。最初から最後までおもてなしは続きました。
客室は ルイ15世様式 で装飾され、壁には貴重なタペストリーが飾られています。古い宮殿の伝統的な部分は残したまま、快適さを重視して内装に手入れをしていることをオーナーが丁寧に説明してくれました。バスルームなどもきちんとアップデートされていました。
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忘れられない朝食は、オーナ夫妻の手作り♡
(もちろんお休みの日もあるのでしょうが、私たちが滞在したときは奥さん手作りのペイストリーが並び、ご主人がオムレツを焼いてくれました。美味でした!)
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ベニスの大運河に面しているので、バルコニーからは、運河を行き来する船や、あの有名なリアルト橋を眺めることができます。
ブッキングコムに書かれたポーランド人のレビューが、まさにすべてを語っています。
アル ポンテ アンティコでの滞在は忘れられない体験でした。到着した瞬間から、スタッフは私たちを王族のように感じさせてくれました。マッテオと彼のチームは、すべてのゲストが歓迎され、気配りされていると感じられるよう、最善を尽くしています。ロケーションは完璧です。大運河のすぐそばにあり、リアルト橋の素晴らしい景色が楽しめます。ホテルのテラスは、朝食や夕日を眺めながらのドリンクを楽しむのに夢のような場所で、ヴェネツィアの魅力を最前列で味わうことができます。私たちの部屋は完璧に清潔で、美しく装飾され、細部まで配慮されていました。朝食はハイライトの 1 つで、作りたての料理とパーソナルなサービスで毎朝特別なものになりました。卓越したサービスで真のヴェネツィア体験をお求めなら、ここがお勧めです。
ベニスのお薦めパノラマ展望台
ヴェネツィアは街全体が世界遺産なので、散歩が飽きない!どこを歩いてもどの角度から見ても写真を撮りたくなってしまう。
でも、どうせなら、展望台から眺めたい。
という人には、デパートの屋上から眺めるパノラマビューを楽しむのが、絶対にお薦め。
ここは上で紹介したホテルから徒歩3分くらいの場所。テラスには最大70人まで しか入場できないため、入れ替え制になっていて、事前に予約が必要です。そして、滞在時間は15分間。効率がいいですよね!
T Fondaco Dei Tedeschi
「ティー・フォンダコ・デイ・テデスキ」
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早めについたので1階のカフェで寛ぎました。高級デパートとはいえ、なんだかちょっと、いい意味で殺風景な部分があるなぁと思ったら、なんと以前は郵便局だったそう。それならば、美しすぎる!
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こんな郵便局ってある?
当初、この建物は 外国商人が海上貿易で扱う商品を保管する ために使用されていました。「テデスキ(ドイツ人の意)」という名称は、ドイツ人だけでなく北欧の商人 がビジネスのために訪れていたことに由来しています。
現在でも、1階の大理石のバルコニー には、ドイツ商人たちによって刻まれた 商業的なシンボルや碑文 が数多く残っています。フォンダコ・デイ・テデスキは、ルネサンス時代の企業シンボル の現存する唯一の例と考えられており、その歴史的意義は見過ごすことができません。
1505年 に壊滅的な火災によって建物は焼失しましたが、ヴェネツィア元老院は わずか5ヶ月足らずで再建を開始 しました。1508年 に再建が完了するまで 3年間 を要しました。
ナポレオン時代 には 税関 として、そして 1930年代 には イタリア郵便局の本部 として使用されました、とのこと。
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20代の時にヨーロッパに住んで色々と旅行したけれど、イタリアには縁がなくてこれまで訪れたことがなかったのですが、もしも当時の私がここにきていたら、どんなふうに感じていたのかなぁ。なんて思ったりしました。
ヴェネツィアといえば、この本がとても好き。厳しい断捨離を経て私の手元に残った本のひとつなのに、すっかり忘れていた。ベニスを訪れる前にじっくりと読み返せばよかった。
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