Photo by azusa 【詩】粧う 13 木勢佐雪 2019年7月14日 19:01 アザミの花が吹いた粉(こ)を頬紅に差して 眦(まなじり)に影をつけて 蝶々の鱗粉を白粉(おしろい)ににきびの跡には黄色い蝶のをのせてたんぽぽを化粧筆にしてはたいたイチイの蜜を艶出しに薬指でえぐり山葡萄を見上げながら唇をつついた指に巻きつけた蜘蛛の糸で落としてふきの葉に溜まった露(つゆ)で肌を整えた暑くなったら蜻蛉(とんぼ)の羽で皮脂(あぶら)を取るの ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 頂いたサポートは、本代やフィールドワークの交通費にしたいと思います。よろしくお願いします🙇⤵️ チップで応援する #詩 #現代詩 #夏 #春 #植物 #メイク #昆虫 #化粧品 #虫 #詞 #旅する日本語 #化粧 #和煦 13