自分を肯定できる物語とは?クソみたいなこの世界と戦え【この世は戦う価値がある】
【まえがき】
前回は「自分を肯定する物語」について本を紹介しましたが、まさにその物語を描いた、こちらの漫画を知っていますか?
この漫画を「現実的じゃない」「ありえない」と貶せる人は、ある意味幸せものなのでしょう。リベンジというよりアベンジに近い彼女の物語は、誰かのための物語を続けてきた私たちにこそ、強く共感し、突き刺さるものだと思います。
人生を変えるのは「強い思い込み」と「それを肯定できる理由」。
読めばきっと、あなたもここから自分の物語を始めたくなるはずです。
『この世には戦う価値がある』
【本紹介】
他人の期待に応え続けることで、自分を犠牲にしていませんか?
エナジードリンクを積み上げながら、仕事に追われる毎日。
モラハラ彼氏に、息が詰まる職場。
それでも「誰かの役に立ちたい」と耐え続けてきた伊東紀理(いとうきり)。
そんな彼女の元に届いた、一通の封書。
そこに入っていたのは── 人生を変えるたった一枚のカードだった。
25歳、もう“捧げる”だけの人生にはしない。
これは彼女の人生最大、最後のリベンジ。
全てを取り戻すための戦いが、今始まる──!
今まで我慢してきたことへの挑戦、過去に受けた仕打ちへのお返し。
貸借対照表のように整理されたバケットリストを一つひとつ達成していく姿は、読者の心に爽快感と共感を呼び起こします。
『ざんげ飯』のこだまはつみ先生が描く、現代のリベンジストーリー。
読めば明るく笑えて、時に胸が熱くなる──
「好きに生きたい」と願うあなたを強く肯定してくれる一冊です。
【作者さんの別作品】
食品メーカーの営業マンであるたかちゃんは、新婚の妻・千夏のことが大好き。その愛は何よりも深い…はずなのに、なぜかいつも怒らせてしまう。蔑むように睨むキミも好きだけど、やっぱり笑った顔が見たいから! 料理上手なやらかし夫が、フキゲンな妻に捧げる美味しい「ごめんなさい」。平身低頭、グルメ・ラブコメディ!!