ねこです。よろしくおねがいします。
こんばんは、如月伊澄です。
次回は「黄金だッ!」と言いましたが、予定変更して今回はこういうお話です。
この猫、元となる絵はあの有名な画家が描いているのですが、どなたかわかりますか?日本史の教科書で間違いなく名前を見たことのある、あの人ですよ?
さて、この浮世絵師が誰か明かす前に、そもそも「浮世絵とは?」というところからお話していきましょう。
これも日本史の時間にやった気がしますが、まあ忘れてますよね。
どちらも名画ですよね。もちろん名画なのですが、実物を前にすると「・・・・・・なんか小さい?」「思ったよりペラペラ?」となるそうです。(上野の東京国立博物館で見られるんですって!いつか見に行きたいな)
それもそのはず。当時の浮世絵は、今で言う「ポップカルチャー」。ただの娯楽品でしかなかったのです。価格も大体300円くらい。今で言う、旅行先のポストカードだったり、アイドルのプロマイド(チェキ?)みたいなものでした。
という前提条件をもって、今回のお話は聞いて下さいね?
(そういえば別の人の絵も展示されてたから、もしかしたら別人の絵かもしれないけど、素人なので許してね)
GWなので、こちらに行ってきました!
「もしも猫展」という、「もしも、うちの猫が人のように話したら?」がテーマの猫を擬人化した作品を集めた展示会です。
さて、散々引っ張ってきましたが、ここで答え合わせ。
愛猫家で、猫を擬人化した浮世絵を、世に数多く送り出した浮世絵師の名前こそ「歌川国芳」です。東海道五十三次シリーズが有名ですね。
写真撮影OKとのことでしたので、何枚かお見せしますね。
猫だけではなく、ウサギや雀、狐など、様々な擬人化作品が展示されていました。じっくりみても1、2時間あればまわれる広さなので、新潟に来たらぜひ。(6月までの特別展なので注意!)
荘厳な西洋美術もいいですが、肩肘張らずに楽しめる浮世絵鑑賞もいいですね。もちろん日本画は浮世絵だけではなく、日本画の定義があったり、西洋画とは違う画材が使われていたり、と語れる部分はたくさんあるのですが、私は美術の先生ではないので、ここまでとしておきます。
いつか行きたいな、東京国立博物館。