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【不思議な話】【実話怪談】甲冑を着た者

今回は、母方の曽祖母のお話です。


曽祖母はとある田舎の一軒家で暮らしていました。


家は大きい日本家屋のような感じで
畑と庭もありました。


一つ悩みがありました。

それは、庭の隅に
常に水溜りができること。



晴れの日でも常に。


気持ち悪く感じた曽祖母は
土で埋めることにしました。


そして水溜りがなくなって
いつものように畑仕事をしているとき。


後ろから足音が。


ガシャッ

ガシャッ


ただの足音ではなく、金具が当たる音とともに
後ろから近づいてきました。


真後ろに来た瞬間


急に苦しくなったのです。


おそらく首を絞められていました。


気づいたらいなくなって、苦しさもなくなったみたいです。


曽祖母は、霊感があるので
考えました。


もしかして、あの水溜り、、?


曽祖母は、昔亡くなった落武者が
あの水溜りの水を飲んでいたのかな?と。


そして水溜りにかぶせた土を避けました。


その後は、その落武者のような者は
現れることは無かったそうです。


この正体は何だったのでしょうか。

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