【不思議な話】【心霊体験】私の部屋に住む女
これは、私たち家族が
以前住んでいた団地でのお話です。
私たちは、母、姉、私の3人で
とある田舎の団地に10年間住んでいました。
その団地は初めから少し不気味で
怖がりな私は、部屋に1人でいることさえできませんでした。
姉と私がそれぞれ部屋があり
私の部屋が広かったので
小学生低学年までは
2段ベットで、上に姉、下に私と母で寝ていました。
これは母の体験になります。
ある日、いつものように
3人で2段ベットに寝ていました。
夜中、母は金縛りにあったそう。
体が動かずじっとしていました。
その時、部屋の入り口の方から気配がしました。
母が横目でみると
そこには女の人が立っていました。
服装は白いワンピース。
黒く長い髪の毛でした。
まるで貞子みたいな風貌だったそうです。
その女はこちらにゆっくりと近づいてきました。
母の枕元まで来て、
ゆっくりとこちらを覗き込んできたらしいです。
髪、服装、などは鮮明にみえましたが
何故か顔だけは不気味にぼやけていたそう。
母は昔から霊感があり、一部の部屋にお札を貼っていました。
(そのときは、読んでいた下ヨシ子さんの本の付録についていた
祈祷済みだとされる不思議な模様のお札でした。)
咄嗟にそれを思い出しました。
運良くお札がちょうど見える位置にあったので
必死にお札に祈りました。
(助けてください、、!!!!)
すると、、
ゴオオオオオオォ
凄まじい風が
部屋の中に吹き荒れたそう。
その風は札から吸い込むような
掃除機のような風だったそうです。
女は髪を逆立たせ
そのまま、お札の中に吸い込まれて行きました。
母はそのまま眠りに落ちたそう。
私が怖がりだったので
この話はその団地を引っ越して数年後に聞かされました。
本当にあった怖い話
と同じくらいのレベルの話に
びっくりしたのを覚えています。
なんか部屋が怖かった理由は、そのせいだったのかもしれません。
その女は、お札に吸い込まれたおかげか
その後同じような体験はなかったそうです。
しかし数日後、、姉からこんな話をされたそう。
姉は2段ベットの上で寝ていたとき
夜中ふと下を見ると
母が見たのと同じような白いワンピースの女が立っていたそうです。
他にも、団地の下のちょっとした公園の
ブランコに乗って遊んでいた時
ふと私の部屋を見たそう。
誰もいないはずなのに、誰かの人影があったらしいです。
全て同じ女かはわかりませんが。
私たちが住むずっと前から
その部屋に住むモノなのでしょうか。
この話は、私が母から聞いた中で一番怖いです、、