子供と関わるときの鉄則
新年度がスタートし、新しい環境、新しい先生、新しい子供たち。
4月のこの時期は、大人も子供もかなり緊張していたなぁと懐かしく思い出します。
特別支援学校にいるお子さんの中には、先の見通しをもつことや、気持ちを「言葉」や「サイン」で適切に表現することが難しいお子さんがいます。
もしかすると支援学校と聞いて、よく泣いている子や、怒って自傷行為・他害行為をしている子などを思い浮かべる方もいるかもしれません。
そこで、タイトルにもありますがこの記事では
心がけるべき「子供との関わり方」についてお話していきます。
関わる大人はいっぱいいっぱいになってつい忘れがちですが、
子供の行動には
必ず理由があります。
このことを大学時代、これでもかと聞かされましたが、 現場に出て子供たちと出会い、関わり、本当だったと気付かされました。
そこで
先生として心がけるべきこととして、
「行動の理由を考える」
ことを提案します。
「Aさんはどうして窓をたたくのかな」
「Bさんはどうして着替えで座り込むのかな」
「Cさんはどうしてつねるのかな」など
理由(背景)を考えるクセをつけてみてください。
リスクマネジメントも大切ですが
特別支援教育は個々のニーズに合わせて
教育をしていくため
「正解」「不正解」はないと言われています。
子供の行動の背景を考え、新たな策を講じ、またそれを再考していく。
そうすることで、より本人に合った支援・指導方法が見つかっていきます。
子供と正しく向き合った分、お互いの成長を感じられるでしょう。
縁あって担任になった子供たち。
「○○先生が担任でよかった」と
保護者の方からも思ってもらえるように
先生も子供も辛くない関わり方を見つけてみてください。
心から応援しています。