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人生は気分が10割×仕事始めとの闘い

 年末年始9連休。1年ぶりの、いや、あれは1か月しか働けなかったから、もはや、うつ発症以来の約3年ぶりの労働と言っても良いかもしれない。そんな仕事始めが控えているのをちらちらと意識し始めた、1月4日。その日は朝から絶不調だった。
 箱根駅伝が終わると、一気に正月ムードから目が覚めるというか。箱根駅伝は大好きなんだけど、それだけがいつも本当に困る。

 午前中のルーティンにしている税理士の勉強ノルマだけは、スタバでなんとか終わらせて、ボールペンの補充をするために、久しぶりに本屋に入った。
 税理士の勉強を始めてから、時間も心もけっこう勉強に追われてしまっていて、本を読むことも、本屋に入ることも、なかなかできてなかったんだよね。

 どうにもこうにも気分が上がらない、絶望的な気持ちのまま、ふらふら本屋を歩いていた、その時に目に入ったのが、以前から存在は知っていた、この本だった。

 午後も気持ちは沈んだまま、ソファに沈み込み、何もできず。
 でもこの状態のまま、明日も過ごすのは無理すぎる!メンタル死んじゃう!と思って、ソファに沈み込みながらも、なんとか本を開いた。

 本を読むときはいつも、スマホのメモ帳に要点みたいなものを書き出しながら読んでいく。
 けど、この本は違うな、と思った。
 何回も何回も読み返して、自分の中に沁み込ませていく、そんな本。

 本のつくり的な点から言えば、著者からの106のメッセージが、見開き程度の分量で綴られていく形なので、「今はこのメッセージ刺さるな~」「今はこれは違うから読み飛ばそう」みたいな、軽い読み方ができる。

 Instagram発ということもあり、「いいね」を押してく感覚で読む、という言い方をしても良いのかも。
 個人的には、Xで、万バズとかしてるポストが時折流れてくるタイムラインを見ている感覚に近かった。

 (以下、1月13日加筆)

 【うつ抜け】でも書いているように、結局、2日目で働けなくなってしまいました。
 それでも、人生は続く。
 そんな今の私にぴったりなメッセージを引用しておこう。

 アクシデントは「成長の糧」と考える

 「もう無理、全部投げ出したい」という気持ちと、「いや、もうちょっと粘ってみよう」とい気持ちが日に何度も行き来する。
 (中略)
 そして「やっぱりこのままじゃマズイ」と立ち上がる。結局、新たなチャレンジのほうを選ぶ。
 (中略)
 ほらね。アクシデント発生前より、人として一皮むけたうえ、新しい道も歩めているだろう?


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