イヤイヤ期
こんばんは。
イヤイヤ期の怪獣たちを育児中のみなさん、お疲れ様です。
私はその中の一人。
5年振りのイヤイヤ期怪獣。
"二回目だし、なんてことなくやり過ごせるでしょ"、なんて調子に乗っていた数ヶ月前の私!
残念だけど、そんな甘くなかったからな!
保育園に預けてるのと、自分でずっと見てるのじゃ、お話にならないレベルで全く違う。
驚愕。
友人がノイローゼになりかけたと言っていた時、「そんなー!大袈裟なー!」と心の中で思っていたあの頃の私!懺悔しろ!笑
子育てにはサポーターが必須だと、数年振りの怪獣育児で痛感。
寝ているとき以外、ほぼ四六時中、大騒ぎ出来るイヤイヤ期。
なんなんだ、この体力は!
なんなんだ、この声量は!
なんなんだ、この気合いの入ったイヤイヤは!
正直、長女のときの感じで"余裕っしょ"ってタカを括ってた。
けれど、大幅に違った、この環境。
保育園に通っていた頃も先生方には本当に心底感謝していたけれど、自分一人で怪獣と生活する時間が多い今、あの当時よりも感謝の気持ちがとてつもなく大きい。
仕事をしてるんだから仕方ないこと、とどこか偉そうな気持ちもあったんだろう。
今や仕事も休み、親である私が子育てを一人ですることが当たり前と言われるような環境。
それなのに、とてつもなく大変なのだ。
寝ているときは天使な彼女も、起きていると悪魔に見えてくる。
母として失格なんじゃないかと思うくらい、大変、辛い、キツイ、ヤバイ、という感情が溢れ出て来る。
起きているときの彼女は、兎にも角にも要求が凄まじい。
女王様と下部の構図に近い。
これが自我の芽生えと言われたら仕方ないと思わなきゃいけないのかと考えると、たまったもんじゃない!
それでも彼女は常に"何か"を要求してくる。
ついでに食べてくれ食べてくれと呪いをかけながら作ったご飯も、女王様の気にそぐわないと全てゴミ箱行きだ。
最近の彼女はやたらめったら"そんなの要らない!"なのだ。
大好きだった白米すらも、要らないらしい。
アンパンマンブロックが思うように積み重ならないときは連なった長いブロックが飛んでくる。
YouTubeの広告スキップ機能もお手の物だったくせに、今や「お前が押せよ」と奇声をあげてくる。
オムツに青いラインが出て、変えましょうと諭しても、「今はそんな気分じゃねーんだよ!」と逃げられ、
お出かけの際、お気に入りのピンクの靴を履かせようとすると「そっちじゃない!こっちからだ!」と足の順序さえも指定してくる始末。
そこそこ暑くなってきた北海道。
少し伸びた髪の毛をポニーテールにして可愛くしようとするものなら、大騒ぎ。
兎に角、良かれと思ってすることのほぼ全てが気に食わないらしい。
あぁ、これが真のイヤイヤ期。
イヤイヤ期の真骨頂。
と、二回目、5年振りの私は悟った。
長女を一緒に育ててくれた保育園の先生方、イヤイヤ期怪獣を多数受け持っている保育園の先生、本当に凄い。
性格の違いはあれど、ここまで大変な時期だったなんて!
ポジティブの神のような精神の友人がノイローゼになりかけたと言っていた意味が、今、とてつもなく理解出来る。
こりゃ、大変だ。
二人目育児なのに、私は初心者だった。
24時間体制のこのイヤイヤ怪獣との闘い。
負けるわけにはいかない。
いや、正直もう負けそうだけど。
自分の心を奮い立たせ、明日もまた闘う。
これを過ぎれば(正直、いつ過ぎ頃なのか知らん)、なんとかなるはず!
娘と一緒にイヤイヤ言いながら、「うるさーーーーーーい!」と叫びながら
穏やかな日常が戻ってくることを待っています。
イヤイヤ期も成長の証だよね、とか
そんな綺麗事、もはや何も私の心には響かない!
早くこの嵐のような毎日が穏やかなものになることだけを願ってる。
子育てにはサポーターが必須だということだけは声を大にして叫びたい気持ちで、
なぜ必須なのかという理由まで求める人には永遠にわからないだろうと見切って、
きっと世界のどこかで私以外にも同じように頑張っている人がいると思って、
明日も母さんを頑張ります!
それにしたって、イヤイヤ期って凄まじい。
一緒に頑張りましょう。誰か。
(悪)魔の2歳とはよく言ったものだ。