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スキル向上のための意識的な練習
本記事は、自己啓発本の「やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける(著:アンジェラ・ダックワース)」の要約です。備忘録を兼ねてまとめました。
はじめに
スポーツ、楽器、語学など、何か上達したいのであれば、練習が必要不可欠です。そして、練習には効果的な方法があります。それが「意識的な練習」です。その手法をまとめました。
1.ストレッチ目標を設定する
すでに得意なところを伸ばすのではなく、まずは具体的な弱点の克服に努めるようにしましょう。そして、あえてまだ自分が達成できていない困難な目標(ストレッチ目標)を設定しましょう。
2.集中して努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す。
ストレッチ目標の達成には具体的なフィードバックが必要です。そのためには、何がうまくできてないかを客観視する必要があります。
例えばスポーツであれば録画をしてフォームを見直す、語学であれば録音をして発音が困難な部分を明らかにする、などの手法があります。
3.改善すべきことが分かったら、うまくできるまで繰り返し何度も練習する
改善すべき点が分かったら、何度も繰り返し練習します。漫然と取り組むのではなく、練習しフィードバックのサイクルを回します。
以前はできなかった苦手なことが、すんなりと完璧にできる、意識せずにできるようになるまで、繰り返し練習するようにします。
4.次の目標設定へ
ストレッチ目標を達成したら、次のストレッチ目標を設定します。小さな弱点をコツコツと克服することが、卓越したスキルへと繋がりますので、目標設定は細かくするようにしましょう。