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「好き」なことを見つける方法

こんにちは、きりんアフタースクールの森本といいます。

福岡市で民間学童を運営しています。子どもたちの放課後の時間をいかに有意義にできるかみんなで頑張っています。

さて、今日は「好き」なことを見つける方法というテーマで書いてみたいと思います。

「好き」が見つからないという大人

ここ数年、”「好き」なことをして生きていこう!”みたいな風潮が強くなっていると感じます。会社という組織に属さなくても、個人で発信をしたり、商品を作って売ったりすることがより簡単になってきています。

誰しも「好き」なことだけをしていけば最高だと思います。が、現実はそんなこともなく、やらなければいけないこともたくさんあったりします。

「好き」なことをやっていくうえで、いくつか課題があると思うのですが、そもそも自分が何が「好き」かどうかが分からないという点でつまづく人も意外と多いように思います。

あらゆる情報やエンタメに簡単に無料でアクセスできてしまうため、自分自身が主体となって「あなたは何が好きなんですか?」と問われたときに困ってしまうのです。

「好き」のきっかけを見つけるには?

では、「好き」なことを見つけるにはどうしたらいいのでしょうか。

今現在いる環境で「好き」なことが見つからないということは、今後も同じ環境で過ごしている以上「好き」なことが見つかる確率は低くなります。

つまり、環境を変える必要があります。

環境をもう少し細分化すると、具体的には「場所」と「人」です。

いつもと違う「場所」に行く。または、いつもと違う「人」に会う。このどちらかのアクションを起こすことで、環境が変わり「好き」なことの種が見つかる可能性が生まれるはずです。

”「好き」を創る”きりんアフタースクール

私たち、きりんアフタースクールのコンセプトの1つに”「好き」を創る”というものがあります。

子どものときから、自分の「好き」なことを見つけ、学びを探究していくきっかけを作ってあげたいと思っています。

今現在行っている夏休みのイベントはその最高の素材になります。今まで行ったことのない場所に行き、やったことがないことに挑戦します。そして、初めて会ったお友達と一緒に遊んだりします。

まさに「場所」と「人」という環境を変え続ける体験をしているのです。

大人よりも子どもたちのほうが新しいものへの対応や吸収力は柔軟で、興味を示したものにはグッとのめりこんでいきます。この原体験を創ることが、大人になったときの人生の豊かさに直結するように思います。

最後に私の話を少しだけ。

幼少期は田舎暮らしをしていて、おばあちゃんについて行って畑仕事や田植えのお手伝いをしたり、放課後は近所の子たちと川で魚とりをしたりして遊んでいました。

その体験の記憶は今でも残っていて、大人になって当時から20年以上が経ちますが、今になって自分で家庭菜園をしたり、釣りをしたりしています。

まわりまわって、その趣味をアフタースクールの子どもたちと一緒に行うこともあり、仕事の一部にまでなってしまっています。


何が先々の人生につながるかわかりません。もしかしたら何の役に立たないかもしれません。しかし、やってみていないことには無駄かどうかすら分かりません。

たくさんの体験を通して、子どもたちの”「好き」を創る”ことをこれからも大事にしていきます。

夏休みも間もなく折り返し。最後までアツイ夏を過ごしたいと思います!

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