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【響け ~ La mia voce ~】ろう難聴者のこえ

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軽度難聴・教員の立場から感じたこと・考えたこと、日常のちょっとした出来事を綴っています。
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2023年5月の記事一覧

Vol.1(1/2)ろう難聴者に「聞こえなかったら、分からなかったら、質問してね…」と声をかけることについて

響け ~La mia voce ~こんにちは。 本日から、「ろう・難聴」を主題に、ろう者・難聴者を取り巻く社会や状況、さまざまな事柄について、軽度難聴・教員の立場から感じたことを、定期的に配信していきます。 本日は、記念すべき第一回目ということもあり、少々意気込んだせいで、長大になってしまいましたので…(笑)、2回に分けてお届けしたいと思います。 どうぞ、最後までお付き合いください。 (*ここに記載している内容は、あくまでも、わたくし個人の立場から述べた意見であることを、

Vol.1(2/2)ろう難聴者に「聞こえなかったら、分からなかったら、質問してね」と声をかけることについて

続き… 少し、話しは変わりますが… 私は、自分自身の難聴に気づいたのが小学校3.4年生の時でした。それまでは、家族も自分も「聞こえにくい」ことに、全く気づかず生活していました。 対面での会話は、問題なくできるのに、少し離れると名前を呼んでも来ない。「聞こえているけど、聞こえていない」。そんな状況に自分も周りも気が付いていなかったので、「(あなたの)名前を呼んだ」「呼ばれていない。聞こえなかった」と絶えず親子で言い争っていました。 まさか、自分が「聞こえていない」とは思いもし