新年を「最高の1年」にするための本『あした死ぬかもよ』
年末年始はどのように過ごす予定でしょうか? 私は、雪中キャンプをしたり、長野へ旅行に行きながら読書も楽しみたいと思っています。
最近読んだ本が心に深く響いたので、今日はその本についてお話したいと思います。
その本とは、ひすいこたろうさん著 『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』 です。
年末年始って、1年の終わりと始まりという節目に、自分の人生について改めて考えるタイミングになりませんか?
この本は、そんな私たちに 「あなたは、本当にいまの人生を生きていますか?」 と、優しくも鋭い問いかけをしてくれます。
「人は誰もがいつか必ず死ぬ」
誰もが分かっているはずのことなのに、私たちはどこかで「自分だけは死なない」と思い込んで生きているのかもしれません。
でも、もしも今日が人生最後の日だとしたら…?
そう考えると、本当に大切なもの、本当にやりたいこと、本当に伝えたい言葉が、はっきりと見えてくるように思います。
本書では、「あなたが両親を選んで生まれてきたのだとしたら、その理由はなんだろう?」「いま抱えている悩みは、たとえ人生最後の日であっても、深刻ですか?」「もし今日が最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことをする?」 など、ハッとするような質問が27個も投げかけられます。
そして、自分の墓碑銘や死亡記事を書いてみるワークもあります。
ちょっと怖い気もするけれど、自分の死と向き合うことで、今生きていることの奇跡と、人生の有限性を改めて実感することができるのです。
死ぬ前にやりたいことリスト10
本の中で特に印象的だったのが、「死ぬ前にやりたいことリスト10」を作ってみること。
そこで、私も実際にリストアップしてみました!
本を読みながら、世界中を旅する
バックパッカーとして日本一周する
自分の本を出版する
死ぬ直前まで学ぶことを忘れない
富士山を見ながらキャンプする
会社に所属せず、場所と時間を選ばず稼ぐことができるようになる
プロ並にコーヒーの知識をもち、美味しく淹れる技術をつける
健康的な料理をレシピを見ずに、簡単に美味しく作れるようになる
説得力のある話ができるようになる
うっすら腹筋の割れた格好良い体を一生保ち続ける
こうして書き出してみると、お金で解決できることはほとんどないことに気づきます。
本当に大切なのは、「どんな経験をしたいか」「どんな自分でありたいか」 ということ。
そして、そのために「今、何ができるのか」を真剣に考えることが重要なのです。
この本を読んで、私は、周りの声や世間体にとらわれず、もっと自分の心に正直に生きていきたいと思いました。
そして、一日一日を大切に、悔いのないように、精一杯生きていきたいと改めて感じました。
今年は、この「死ぬ前にやりたいことリスト10」を常に意識しながら、「最高の1年」にしていきたいと思います!
皆さんも、この本を手に取って、自分の人生と向き合ってみませんか?