森博嗣「やりがいのある仕事という幻想」
おはようございます。キリンと申します。
今回は森博嗣の本「やりがいのある仕事いう幻想」のレビューです。
私事ですが、私はとても影響を受けやすいです。
読む本読む本に影響を受けて、「え?この前と言っていることが違くない?」と友人に言われることもしばしばあります。
自分でも感じられるほどです。
これに関しては直したほうがいいかなとも思うのですが、私が影響を受けやすい理由は自分の人生をよりよくしたいからであり、本からたくさんのことを吸収しているのだなと思うと直さなくてもいいかなと思ってしまいます。
友人に信用に足らない人物だと思われるかもしれないとも思ったのですが、友達に対する根幹の気持ちは変わりませんし、自分の考えを話すような友人はこれくらいのことでは信頼は失わないと思いました。
だからこれからも影響を精一杯受け続けようと思います。
そうはいっても自分の考えの変化は大変興味深い。
そこで読み終わるたびにnoteでレビューすることでその前後の自分の考えが追えるのではないかと考え、今回記念すべき初レビューです。
プロフィールでも書きましたが私は森博嗣が大好きです。
初めて森博嗣を読んだのは大学2年生のときだったと記憶しています。
それから最近まで何故自分が森博嗣が好きなのか上手く説明できませんでした。
なんかこう、、好き、、、
といった感じで、まるで恋する乙女のようでかわいらしいですね()
しかし、この本を読んで好きな理由がわかってしまいました。
もちろん語り口調が好きというのは間違いないですが、何より彼の本は私をさまざまな縛りから解放してくれます。
少しかっこいい言い方になりましたね。
私が無意識のうちに受け入れている世の中の偏見に気づかせてくれるのです。
そこがとても好きです。
この本を読んだきっかけは、昨日の私のnoteを読んでくれた方はお気づきかもしれませんが、私が就活生だからです。
私は先月内定をもらいました。
その内定先は私のやりたいことが実現できる唯一の環境だったのです。
「唯一の」というのはかなり思い込みが混じっているかもしれませんが。
それでもかなり私のやりたいことがやれる環境に近しいと思います。
もちろん入社してすぐやりたいことが実現できるとは思っていません。
力をつけるまでにかなり時間を要するでしょうが覚悟の上です。
少し話がそれましたね。
とにかくこの本を読むまでの私は仕事への熱意が満ち溢れていました。
その内定先に入社できることに大きな喜びを感じていましたし、このnoteを書いているだけでやる気があふれてきます。
だからこそ読んだのです。
勢いがあるものはかならず減速します。
きたるべきときがきたとき、その減速を食い止めるために読んだのです。
その結果、仕事の中にやりたいことを見つける必要性はないということを学びました。
ただ、やりたいことが仕事の中にあってもいいのです。
私にはこの本は現在読む必要はなかったと思います。
学んだことがあるので無駄だとは思いませんが。
もし、今仕事が苦しくて悩んでいる人にはとてもおすすめします。
仕事をしたことがない学生がいうことですからあてにならないかもしれませんが、少なくとも私は将来仕事に関して悩んだときにまた読みたいと感じました。
レビュー部分がかなり少なくなってしまい申し訳ありません。
かなりエッセイ寄りのレビューですが、読んだ本を自分の中でかみ砕くというのはこういうことなのかと思ったりもします。
それでは、また。