祖父とのお別れ
おじいちゃんは弟がおぼれた年になくなりました。
もともと癌が見つかっていたのでいつかは…とみんなわかっていました。
おばあちゃんは同世代では珍しくバリバリのキャリアウーマンで、私が小学生の頃も働いており、おばあちゃんの家ではパートのおじいちゃんが家事をしたり私のお世話をしてくれていました。おじいちゃんとの思い出は楽しい思い出ばかりでとてもたくさんあります。今こうして大学生になった姿を見てほしかったです。
この、「祖父とのお別れ」も私の人生のターニングポイントで、祖父の死後、父が母の実家に挨拶に行ったのを見た覚えがないです。それまではあまり行かないなりにも、お正月などはしっかり挨拶に行っていました。
母は父の実家に連れていかれるのに、父は断る という事実に当時からモヤモヤしていました。
このあと、祖父のいなくなったおばあちゃんの家では叔父夫婦が占める空気感(うまく言えないのですが、、、)が大きくなった気がします。
叔父(母の弟)と叔母の間には2人の子供(私にとってのいとこ)がいます。叔父夫婦の子育てに私はずっと疑問を持っていました。「怒らない子育て」については否定するつもりはないですし、私も将来取り入れたい方法の一つです。ただ、「怒らない」と「諭さない」は違いますよね。おばあちゃんの家にいると、いとこたちより私と弟が怒られることが多くなっていきました。いとこも段々泣けば思い通りになるということを覚え、すぐに泣くようになりました。私は当時そんないとこのことが大嫌いでした。
私の母は怒る人でしたが、きちんと状況を聞いてから諭すように怒ることが多かったです。母のように怒ってばかりの子育てを肯定するわけではないですが、どうしても叔父夫婦がアダルトチルドレンとして私の目に映っています。
大きくなった私たちには少なからず差が生まれています。私は母に育ててもらえてよかったと感じています。