【3月号】静 霧一が独断で選ぶ、小説・詩・エッセイに惹かれたnote記事5選
こんばんわ、霧一です。
少しづつ朝が長くなって、夜が短くなっていく季節ですね。
私は桜の木の下でお酒が呑めることを、そわそわしながら待ち侘びています。
さて、ステイホームが長引く昨今ではありますが、少しでも皆様の楽しみが増えるよう、私からおすすめの記事紹介をさせて頂きます。
静 霧一の独断による小説の記事紹介が以外にも好評を博しましたので、今後は月一ペースで創刊できればと思っております。
こちらでご紹介させて頂いた方には、サポートとオススメをさせて頂いておりますので悪しからず。
①Azumi_Cotoba_Deasign さん
リズムの良い文章運びと、登場人物の揺れ動く心情の描写が上手く、読んでいて、とても心地よくなれる作品です。
目まぐるしく変化していく時代に、人間も"変化"を強制させられることを拒み続けた主人公、美人OLの『北条 奏』のお話になります。
自分のペースで生きていくとは何か、変化とは成長なのか決別なのか。"日常を生きる"ということを振り返る機会をくれる作品です。
5編による短編小説となりますので、是非お読みください!
②川口 俊和 さん
デビュー作『コーヒーが冷めないうちに』でお馴染みの川口 俊和さん。
小説家の視点より、「小説を書く上で気を付けるべきこと」と連載形式で上げられております。
第一回目は「必ず小説は書き上げる」という教えです。
昨今、様々な創作論やテクニック論で小説界隈は溢れておりますが、小説を書く上で、必ずと言っていいほどの上達のための原則だと言えます。
こちらの連載は第5回まで続いており、情報の出し方や習慣作り、執筆での苦悩などが赤裸々に書かれております。
是非、小説を書かれている方は参考にしてみてはいかがですか?
※川口俊和さんの出版書籍情報・ご購入の方はこちらから⇓
③Mogelog3 さん
リズム感を意識した言葉運びと、背景描写に秀でた一作です。
ショートストーリーでありながら、上司と部下、男と女、ネットと現実といった対立構造を短い文章の中に詰め込んでおり、非常に心惹かれるものがあります。
透き通ったハートランドの酔いは、心地よくも少しだけ苦い。
そんな大人の、声に出せぬ無言の心を描いた作品です。
(※私は個人的にハートランドは好きです)
④kuutamo(月町さおり) さん
作り込まれた設定と、奇妙で不可思議な世界観は『世にも奇妙な物語』を彷彿とさせる短編小説です。
背景描写や文章の書き方、台詞回しがホラーテイストに仕上がっており、2度見3度見をして『あぁ、そういうことだったのか』と思わず感心してしまいます。作品のオチに展開が進むにつれ、謎が謎を呼ぶ作品であるために異常に引き込まれます。書籍に匹敵する面白さを持つ作品でありながら、これが無料で読めるというのは、私はなんて幸運なんでしょうか。
その他多数の作品を投稿されておりますので、小説をご覧になられることを自信を持っておすすめします!
⑤kesun4 さん
「雨」という日常的風景の切り取り方が非常に上手いです。
kesun4さんの作品は文章と言葉における引き算の美しさがあるだけでなく、声に出して読んでみると分かる通り、文章の流れに淀みがなく、清流のような心地さえ致します。
私はこの作品の冒頭『通り雨が靴まで濡らした 歩く度に聞き慣れない音が
不快な足下を無視して 楽しげに肩を叩く』という表現は非常に好きです。
毎日更新されている方なので、是非とも覗いていってください。
きっと、あなたの心動かされる詩と出会えるはずですよ。
以上、5名の方を選ばさせていただきました!
紹介させて頂いた作品については、それぞれサポートとオススメをさせて頂いております!
大変いい作品を書かれるフォロワー様が多く、選出に非常に苦労致しました。
フォロワー様以外にも、noteには埋もれている作品が非常に多くあり、ご紹介させて頂きたかったのですが、書ききれなかったことを大変悔しく思います。
来月も作品紹介をさせて頂きますので、スキとフォローをお願い致します!
※前回紹介記事はこちらから
※私のマイページ(小説はこちらから)
おわり!