きりえやいろはがるた⑥「へびににらまれたらかえる」
「きりえやいろはがるた」(2007)より
へ「へびに にらまれたら かえる」 (蛇に睨まれたら帰る)
〈解説〉
先人はいった。
男には負けると分かっていても、戦わねばならないときがあると。
そのときを迎えるまでは意地を張らず退却を決めるのもまた一つの勇気である。
ネタ・画・解説/高木亮(きりえや)
〈追記〉
「だがそれは今日じゃない」構文。アメリカ映画でたまにありますよね。
使われるシチュエーションは、たいてい決戦前の演説とかで、これとは反対なんだけど。
ちなみに退却しているのはおさるの男の子でりゃんりゃんといって、好物はおいもです。
蛇に睨まれた蛙のよう(へびににらまれたかえるのよう )
体がすくんで動くことができないさま。また、強い相手に脅威を感じて、戦う意欲をまったく失ったさまのたとえ。「蛇に見込まれた蛙のよう」「蛇に遇うた蛙のよう」ともいう。
「先輩に部屋に呼び出されたとき、われわれ新人は蛇に睨まれた蛙のように縮こまっていた」
〔語源〕蛇が蛙をのみ込もうとしてねらっているさまから。
(集英社『ルーツでなるほど慣用句辞典』より)
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