きつねうどん たぬきうどん 【59/1000*絵本】
うどん好きとしては読まなくっちゃと思い選んだ絵本。
「きつねうどん たぬきうどん」古内 ヨシ(著)
【内容】
「きつねがいちばん!」「たぬきがいちばん!」うどんがだいすきなきつねくんとたぬきくん。どっちがおいしいかで、けんかになっちゃった。ところが、おじいさんといっしょにうどんをつくってみると…⁉︎
【感想】
イラストはそんなに上手とは言えないけれど、愛嬌たっぷりでかわいい。
きつねとたぬきが化けてうどんを食べにいくのだけれど、お金はどんぐりと葉っぱでうどん屋のおじいさんに最初からばれているという。2匹のうっかりなところも超かわいい。おじいさんは化けてる2匹が喜んでくれているからまぁいいか!と大目にみてる。こういう寛容な心ってなかなかもうないね(もちろん食い逃げダメなんだけど)。
きつねうどんとたぬきうどん、どちらがおいしいか?論争に夢中になりすぎて変装がばれてしまったきつねとたぬきにおじいさんがやさしく声をかけ、2匹にうどん作りを体験させる。
きつねにはたぬきうどんを、たぬきにはきつねうどんを出すと、2匹は抵抗するものの食べてみて「おいしい!」と感動する。自分たちで作ったこともあるだろうけど、これまで抱いていた固定概念や思い込みで敬遠していたのもあったんじゃないかなー。日常生活でも同じくそういったことはある。わたしも食わず嫌いっていうのもいくつかあるし。
最後はきつねとたぬきがお手伝いするうどん屋さんとして大繁盛。とってもほんわかしていてかわいい絵本でした。
【絵本のキーワード】
うどん きつねうどん たぬきうどん きつね たぬき 固定概念 思い込み やさしさ 寛容
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無類の麺類好きのわたしは、うどんももちろん好き。なんなら毎日でもいいくらい。きつねかたぬきかと言われたら、きつねを選ぶほうが多いかもしれないけれど、どん兵衛だとたぬきを選ぶ確率が多いかも。
話はガラリと変わって、「きのこたけのこ論争」というのもある。こちらは長年の論争をうまくプロモーションにつなげた事例としてご紹介。
各見出しをピックアップ!
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◆会社都合の広告・宣伝から双方向のコミュニケーションへ
◆共感に必要なのはブランドの人格化
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「ファンベース」の事例としてもすごくためになるのでぜひゆっくりと読んでみて!
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