7月15日の誕生花🌸
ナツツバキ(夏椿)
=はかない美しさ、愛らしさ
ホウセンカ(鳳仙花)
=活発快活、エネルギッシュ、心を開く
ネムノキ(合歓木)
=歓喜、胸のときめき、創造力、繊細
ササユリ(笹百合)
=清浄、上品
《ナツツバキ(夏椿)》
ツバキ科ナツツバキ属の花木です。
原産地は日本の本州から九州にかけて。
自然樹高は10mにも達する高木ですが、剪定によって樹高をコントロールすることができます。
開花期は6月頃で、ツバキに似た花径5〜6cmの5弁花を咲かせます。
透け感のある白い花は清楚なイメージで、シンボルツリーとしても人気の花木です。
花は短命な一日花で、花首から自然に落ち、花がらが木にいつまでも残らないため、綺麗な姿を保ちやすいのも魅力です。
夏椿は落葉性のため、晩秋から落葉し始め、11〜2月は休眠期。
越年して休眠からさめた後、春の芽吹き始めの新緑は美しく、初夏の開花は華やぎを、夏は涼しい緑陰をもたらします。
秋になると紅葉して、季節の移ろいを教えてくれる、庭に取り入れるのにおすすめの花木です。
《ホウセンカ(鳳仙花)》
直立した茎の上の方についている葉の付け根に、一重や八重の花を咲かせます。
東アジアを中心に分布する、寒さに弱い一年草です。
草原や道端、川辺などに自生していて、世界の広い地域で栽培されています。
日本には室町時代に渡来し、観賞用の花として広く普及しました。
高温多湿な日本の気候にも合い、種から育てることも簡単。
小学校の理科の授業でも使われるなど、とても親しみ深い植物です。
日あたりと水はけが良く、風通しの良い場所であれば、あまり手をかけなくても育ちます。
花が咲き終わると楕円形の実ができ、それが熟すと、軽く触れるだけで、はじけて種が飛び散ります。
学名の(Impatiens)には、ラテン語で「耐えられない」という意味があり、実が熟すとがまんできずに裂けて、種が飛び散る様子から付けられたと言われています。
また、英語の別名で「touch-me-not(私にさわらないで)」とも呼ばれているのですが、それも熟した実がぱんぱんになり、軽く触れただけで種が飛び散る性質に由来すると言われています。
こぼれ種が飛び散るので、毎年思いがけないところから花を咲かせる楽しさもあります。
《ネムノキ(合歓木)》
マメ科の落葉高木樹で、夜になると葉が合わさって閉じている様子が眠るように見えることから名付けられました。
中国では、この様を夫婦円満の象徴として、「合歓木」という言葉でこの木を表しています。
イランからアフガニスタン、中国から日本の山野などの広い地域に分布していて、同じネムノキ属の中でも、耐寒性が高いのが理由です。
花は6月~7月ごろに開花し、薄紅色の細い線のような花弁が扇状に開花し、それがたくさん連なって咲きます。
《ササユリ(笹百合)》
ユリ科の植物で、日本が原産地です。
別名=山百合とも言い、花の色は白またはピンク色で、ユリの花に似ていますが、葉の形は笹に似ています。
他のユリとは異なり、種から花を咲かせるまでに、7年以上の時間がかかるのが特徴で、野生種が大変少ないことか、長野県においては準絶滅危惧種に指定されています。
球根で育てる場合は、毎年掘り上げ、さらに連作に弱いため、同じ場所ではなく、別の場所に植えることが大切です。
(以上、ネット検索より)