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3月23日は、世界気象デー&天正遣欧少年使節がローマ教皇に公式謁見&丸の内線が全線開通&裏旬ぶどうの日&スジャータの日

【世界気象デー】

1950(昭和25)年3月23日に世界気象機関条約が発効し、「WMO」が発足したことにちなんで、国際デーとして記念日に制定されています。

WMO=世界気象機関

国際表記:World Meteorological Day

WMOは、加盟諸国の気象観測通報の調整、気象観測や気象資料の交換を行っている世界組織で、日本は1953(昭和28)年から加盟しています。

今日、地球規模で異常気象が多発していることから、世界各国で気候変動対策が重要視されています。

また、異常気象がもたらす洪水、浸水、大災害などへの備えの大切さも、年々色濃く提唱されています。


【天正遣欧少年使節がローマ教皇に公式謁見】

1585年3月23日(旧暦天正:13年2月22日)、日本から派遣された「天正遣欧少年使節団」が、時のローマ教皇・グレゴリウス13世に公式謁見を果たしました。

天正遣欧少年使節は、日本宣教の経済的・精神的援助依頼、欧州キリスト教世界の体験、伝承が目的で、団員には、伊東マンショ、千々石(ちぢわ)ミゲル、中浦ジュリアン、原マルティノら、いずれも13〜14歳前後の少年と、その従員で構成されていました。

この使節団によって、ヨーロッパの人々に日本国の存在が強く認知されることとなった他、使節団が持ち帰った、「グーテンベルク印刷機」によって、初めて日本語書物の活版印刷が行われる こととなり、それまで手書きで模写していた書物等の製作に、大きな技術革新をもたらしました。

【丸の内線が全線開通】

1962(昭和37)年3月23日、帝都高速度交通営団・荻窪線(現:東京メトロ・丸ノ内線)の中野富士見町駅〜方南町駅間の約1.3kmが開業しました。

これにより、現行の東京メトロ・丸ノ内線が全線開通しました。

また、当時は、丸ノ内線:池袋駅〜中野坂上駅、荻窪線:中野富士見町駅〜荻窪駅、方南町支線:車庫入用の路線と、別々の路線として運行していましたが、1972(昭和47)年4月1日に、上記各線が統合されたのを機に、丸の内線と名称が統一されています。

《余談》
丸ノ内線の全線開通に先立ち、1954(昭和29)年1月20日に、池袋駅〜御茶ノ水駅間で開業した際は、戦後初の地下鉄の開業だったこともあり、日本全国で多くの注目や話題性を集め、池袋駅では、約1万5千人もの観衆が詰めかけ、祝福した他、御茶ノ水駅の下を流れる神田川には、多くの屋形船が運航し、近くでは花火を打ち上げて、開業を祝う盛況ぶりだったと、当時の新聞が伝えています。


【裏旬ぶどうの日】

北半球と南半球では、季節が逆になることを活かし、日本とニュージーランドで、日本品種の高級クラフトぶどう「極旬」の栽培・販売を行っている株式会社GREENCOLLARは、日本栽培:極旬、ニュージーランド栽培:裏旬として展開していて、裏旬の出荷ピークが3月なことと、ぶどうの房から、ふ(2)さ(3)の語呂を合わせて、3月23日に記念日を制定しています。


【スジャータの日】

コーヒーフレッシュのスジャータが、1976(昭和51)年3月23日に、「褐色の恋人 スジャータ」として初めて発売されたことにちなんで、同商品の製造・販売や乳製品を中心とした食品関連事業などを行っている「スジャータめいらくグループ」が記念日に制定しています。


(以上、ネット検索より)

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