1月8日の誕生花💐
ハハコグサ(母子草)
無償の愛 忘れない 温かい気持ち 優しい人
木蓮(モクレン)
=崇高、持続性、忍耐、自然への愛
スミレ(菫)
=謙虚、誠実、小さな幸せ
【ハハコグサ(母子草)】
キク科ハハコグサ属の一年草。
春になると、野原や花壇、道路脇など、身近な場所で見かける野草です。
全草に軟毛があり、全体的にくすんだ銀葉という印象の野草です。
春に黄色のつぶつぶとした花を咲かせます。
また、花びらがないので、花らしく見えず、あまり目立たない印象ですが、よく見ると、この花はフランネルのような質感で、軟毛のある葉茎と合わせて、フェルトで作った手芸作品のようなかわいらしさがあります。
「ごぎょう」や「おぎょう」と呼ばれ、春の七草の一つに数えられます。
漢字で書くと「御行」、細かいことですが、正式には「おぎょう」であって、「ごぎょう」は間違った読み方だそうです。
名前の由来については、「ほうこぐさ」という昔からの呼び名が変化したものだという説、古くの記述に「母子草」とあったという説、葉の軟毛が「ほほけだっているから」という説など、諸説あります。
春の七草として七草粥に入れるほか、昔は草餅の材料にも使用されていました。
そのため、地方によっては「餅草」という名前でも呼ばれます。
今でこそ、あまり目立たない野草のように扱われていますが、古くには、食用や薬草として利用される有用植物だったようです。
【木蓮(モクレン)】
非常に古い歴史のある植物です。
一億年も昔から存在し、今も尚、庭木として親しまれているのは、それだけ多くの方に愛されて、大切にされてきたということです。
木蓮と言えば、紫色の紫木蓮(シモクレン)を思い浮かべる方が多いでしょう。
特徴として、花は、内側と外側の色が異なり、内側は白色で、外側は濃い紫色をしています。
8枚の花弁で花ができていて、花が咲き始めてから葉が出始めます。
葉は非常に大きく、花が隠れてしまうほどです。
樹丈が高く、5mほどまで生長し、さらには横に広がります。
生長が早く、4~5mまで伸びるのは数年程度です。
開花と葉が出る時期が重なるため、花と葉を同時に観賞することが可能です。
寒さにも暑さにも強く、非常に丈夫な樹木ですので、初めて樹木を育てる方にもおすすめです。
《花言葉の由来》
春は様々な花が競うように咲きますが、そんな中で木蓮は、まるで自然への愛を表すように大きな花を咲かせます。
「自然への愛」という花言葉は、そんな木蓮の咲き方に由来しているとされています。
また、「崇高」という花言葉は、木蓮がお釈迦様が座る蓮の花に似ていることに由来しています。
さらに、「持続性」は、木蓮が一億年以上も昔から存在していることに由来していると言われています。
【スミレ(菫)】
世界中の温帯地域を中心に分布していて、日本では60種類以上、世界では実に400種類以上が存在していると言われています。
スミレと呼ばれる仲間には、ビオラやパンジーなどの園芸種は含まれませんが、それ以外のスミレ属の花を総称して「スミレ」と呼ばれています。
ただし、正確に「スミレ」と呼べるのは、日本全土に分布する「ビオラ・マンジュリカ(Viola mandshurica)」を指しています。
日本では、万葉時代には、既に多くの人に好まれていて、道端に咲いている小さく可憐な花として、野生品種の「タチツボスミレ」は大変愛されていたようです。
花弁は5枚で、袋状で細長い距(きょ)が特徴的です。
春の訪れとともに芽を出し、根元や葉のわきから花柄を伸ばし、先端に直径1~2cmの上品な紫色の花を一つ咲かせます。
花色は非常に豊富で、紫色のほかにも、白色・黄色・青色・ピンク色などがあります。
《花言葉の由来》
スミレの花は、道端にひっそりと花を咲かせます。
その奥ゆかしく可憐な花姿から、「謙虚」「誠実」の花言葉が付けられたと言われています。
(以上、ネット検索より)