2月3日の誕生花💐
セツブンソウ(節分草)
=人間嫌い、光輝、微笑み
椿(ツバキ)
=控えめな優しさ、誇り
柊(ヒイラギ)
=用心深さ、先見の明、保護
【セツブンソウ(節分草)】
節分の頃に咲くことから、その名が付いた日本の野生種です。
白からピンクがかった花びらと、黄色い雄しべが特徴的で、早春を告げる花として親しまれています。
寒い時期に凛として咲く姿は、見る人に春の訪れを感じさせます。
山野に自生する野草ですが、その気品ある佇まいから、庭園での栽培も増えています。
環境保護の観点から、野生のセツブンソウを採取することは避け、栽培品を楽しむことが推奨されています。
花言葉の由来は、その生態と象徴的な意味にあります。
節分の時期に咲くことから、冬から春への季節の転換点を象徴する花として扱われてきました。
寒い時期に凛として咲く姿は、気品を感じさせ、新しい季節の始まりを告げる存在として、光り輝く印象を与えます。
また、白からピンクがかった繊細な花びらと、黄色い雄しべの組み合わせは、上品な美しさを演出しています。
【椿(ツバキ)】
冬~春にかけて咲く花で、花の色の種類も、赤色・白色・ピンク色・黄色・褐色と豊富です。
椿は日本の花ですので、学名は「カメリアジャポニカ」と言い、古くから愛されてきた花です。
ほとんど花の咲かない時期に、キレイな花を咲かせてくれることから、観賞用としても好まれていました。
艶やかな葉、大粒の花、さらに長寿であることが「繁栄の象徴」として、神聖な存在でもありました。
また、観賞用としてだけではなく、硬い木は木魚や楽器に用いられ、種子からは椿油が採取され、化粧用・食用・工業用として高い需要があります。
ツバキ科ツバキ属の植物で、日本では、江戸時代には既に品種改良が行われ、園芸品種数は2200種類以上と言われています。
一重や八重など、品種によって様々な容姿をしていて、色も様々です。
常緑なので、冬でも活き活きと生い茂っています。
ですから、昔から神社やお寺や家の境などに植えられ、神聖視される存在でした。
ただし、椿の花は、丸ごとポトリと落ちることから、「首が落ちるようだ」と言われ、忌み嫌われるところもあります。
特に、お見舞いや、人への贈り物としては注意が必要です。
【柊(ヒイラギ)】
花は金木犀に似ていて、甘い香りを放ちます。
花色は白色で、小さく可愛らしいのが特徴で、花が終わると、黒っぽい実を付けます。
また、所々に集まって咲き、濃い緑色の葉とのコントラストが非常に美しいです。
そんな柊は、魔除けとして使われていました。
魔除けとして使われるようになった理由は、柊の葉っぱの形に由来しています。
柊の葉っぱには棘があり、これが魔除けとなると考えられてきました。
日本では、節分のときに、柊の葉を飾って鬼が入ってくることを防ぎ、西洋では、クリスマスに悪魔よけのために、クリスマスリースなどに柊を飾ります。
そうした風習は、日本でも西洋でも、現在も残っています。
柊の花に似た、黄色の花をつける種類もありますが、ほとんどが、メギ科メギ属の常緑低木のヒイラギナンテンという種類で、柊の仲間ではありません。
樹丈が、4cm~10mほどに生長する常緑性の樹木で、葉は光沢があり、肉厚で、縁に棘があります。
ただし、棘は若い木には多くありますが、樹齢を重ねると、徐々に減っていきます。
そして、そんな見た目に反して、甘くいい香りがしますので、柊を見かけたら、ぜひ香りを嗅いでみてください。
香りで、柊が好きになったという方がいらっしゃるほどですので、魅了される方は少なくないでしょう。
また、柊は、雌雄異株という種類で、木は雄と雌に分れていて、雄しべを付ける木と、雌しべを付ける木が異なります。
(以上、ネット検索より)