10月17日の誕生花💐
ムラサキシキブ(紫式部)
=聡明、上品、愛され上手、知性
ブドウ(葡萄)
=陶酔、忘却、思いやり、慈善
水引(ミズヒキ)
=感謝の気持ち、喜び
《紫式部(ムラサキシキブ)》
この名を聞いて、真っ先にイメージするのは、植物よりも源氏物語の作者のほうでしょう。
夏になると、房状で小さなピンク色の花を咲かせます。
そして、秋以降になると、ブドウのように紫色の実を、葉っぱの付け根あたりにまとまってつけます。
シソ科に属し、丈夫で育てやすい落葉性の低木です。
直射日光を避けるのと、日が当たらな過ぎても実が育たないため、水切れを起こさないように水をたっぷり与え、半日陰で育てるのが最適です。
《ブドウ(葡萄)》
ユーラシア大陸全域に自生しているブドウ科の植物です。
水はけが良い砂地を好み、標高500m以上の高地で育つ特性があります。
日本では、主にピオーネという品種が栽培されていて、9月から10月に実を付けて、果物として市場に流通します。
長さ2m以上のツルを持っているのが特徴で、このツルを他の植物に巻き付けて、固体を増やしています。
自然のブドウ(葡萄)は、約2mm程度の実しか付けませんが、市場に流通しているものは、食用に品種改良をなされたものです。
《水引(ミズヒキ)》
夏から秋にかけて、糸のような細い花茎に小さな花を咲かせる多年草で、茶花としても好まれています。
お正月飾りや、慶事の熨斗(のし)に添える水引に似ていることが名前の由来です。
赤花が一般的ですが、ギンミズヒキと呼ばれる白花種もあります。
なお、名前が似ているキンミズヒキ(Agrimonia pilosa)という黄花を咲かせる植物は、バラ科なので、分類的には違う植物です。
雑草のように山野に生えているたくましい植物で、落葉樹の足元など、明るい半日陰になる場所を好みます。
湿った場所を好みますが、乾燥にもよく耐えます。
こぼれ種で増えるため、放っておくと広がって群生します。
増えすぎて困る場合は、数年に一度は株を整理しましょう。
さらに水引の種は、動物や人の衣服に付いて移動します。
「こんなところから?」という場所から水引が生えてきたら、服に種を付けて持って帰ってきてしまったのかもしれません。
(以上、ネット検索より)