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6月10日は、入梅(2024年)&時の記念日&歩行者天国の日&谷津干潟の日&森永ミルクキャラメルが発売&国立西洋美術館が開館&夢の日

【入梅(2024年)】

入梅(にゅうばい)は季節の変わり目を表す雑節のひとつで、定気法にて、太陽経度が80度のとき と定義されていて、2024(令和6)年は6月10日に該当します。

6月10日前後は梅雨時季でもあり、梅の実が熟しに入る頃に降る雨なことから、入梅と呼ばれています(諸説あり)。

以前は、入梅を境に約30日間が梅雨とされていましたが、年や地域によっても梅雨入りは異なるため、現在では、気象庁の出すデータをもとに、梅雨入りを判断するように変更されています。


【時の記念日】

(豊能町立図書館より)

日本の正史のひとつでもある「日本書記」の中で、671年6月10日(旧暦:天智10年4月25日)の項に、「漏刻(ろうこく)」を新しき台に置く、始めて候時を打つ、鐘鼓(しょうこ)を動すとあり、時の第38代天智天皇が、近江大津宮で水時計を作って計測し、太鼓によって時刻を知らせていたことが伺える記載があります。

これが、時計に関する日本最古の記録とされていることにちなんで、東京天文台と生活改善同盟会が、6月10日に記念日を制定しています。

漏刻=いくつかの容器の中に水を流入または流出するようにして、各容器の水面の高さの変化で時を計る水時計。

時の記念日には、時間をきちんと守り、生活改善・合理化を図ろうとの思いも込められています。


【歩行者天国の日】

1973(昭和48)年6月10日に、日本で初めて大規模な歩行者天国が実施されたことにちなんで、記念日が設けられています。

この時行われた歩行者天国は、都内の銀座〜上野まで5.5kmで、当時は「日曜遊歩道」とも呼ばれていました。

《余談》
日本初の歩行者天国は、1970(昭和45)年8月2日に、都内の銀座、新宿、池袋、浅草の各地で同時に実施されたものだとされています。


【谷津干潟の日】

千葉県習志野市にある谷津干潟(やつひがた)が、1993(平成5)年6月10日に、水鳥などの生物保護を目的とした湿地に関する国際条約「ラムサール条約」の登録地に認定されたことにちなんで、記念日が設けられています。


【森永ミルクキャラメルが発売】

森永製菓から「キャラメル」の名称で販売されていた同製品が、1914(大正3)年6月10日に、商品名を「森永ミルクキャラメル」に変更し、リニューアル発売されました。

飴やキャラメルは、当時バラ売りが主流だったなか、同社は、キャラメル1コ1コを薄い紙で包み、複数個のキャラメルを紙箱に入れて販売。

それまでも、キャラメル自体は人気だったものの、たくさん持ち運べることに加え、紙箱でもポケットに入る携帯性も話題を呼び、爆発的な大ヒット商品になりました。

同製品は世代を超えて、今日でも愛され続けていて、同社を代表する超ロングランヒット商品のひとつです。

そして、この日は、ミルクキャラメルの日として記念日のひとつに制定されています。


【国立西洋美術館が開館】

1959(昭和34)年6月10日、東京都台東区の上野公園内に「国立西洋美術館」が開館しました。

フランス人建築家で近代建築の巨匠と称されるル・コルビュジエ氏の建築作品で、2016(平成28)年には、建物自体が「世界文化遺産」にも登録されています。

また、美術館内に常時展示されている作品の多くは、川崎重工業の前身にあたる川崎造船所の社長を務めた実業家・松方幸次郎氏が所有していた、通称:松方コレクションと呼ばれる美術品の数々が基になっていて、主に、19世紀から20世紀前半の絵画や彫刻を中心に展示されている他、海外で話題となった作品や美術展なども、いち早くイベント展示されていて、世界の芸術作品に触れる機会を提供してくれています。


【夢の日】

夢の中という意味の、む(6)ちゅう(10)の語呂合わせと、夢が叶うの「叶」の字に「十(10)」が含まれていることから、香川県に住む女性が、6月10日に記念日を提唱。

夢の実現に力を貸してくれた人に感謝し、自分の夢について考える日とされていて、夢中になれることが少ないこの時代に、このような機会を作ろうとすること自体が素晴らしいとの声が多数寄せられたことから、後日、正式な記念日に認定されています。


(以上、ネット検索より)

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