インディアンサマーに誘われて【きらり独りよがり/その55】
インディアン サマーの陽気 心地よく 紅葉探し 夫婦で旅す
先週はナイアガラでも朝晩の気温が2〜3℃まで下がるようになりましたが、この週末は20℃以上そして晴天。これが今年のインディアンサマーなのだろうと思います。
「Indian summer」を「小春日和」と訳すこともあるようです。この辺りでは、寒くなり始めた頃に数日夏のような陽気が戻ってくる期間をインディアンサマーと呼んでいます。
先住民たちはこれを、冬支度をするため本格的に寒くなる前に神様が与えてくださる夏のような気候だと考えているからです。
最低気温が10℃を下回るようになると、木々が冬眠の準備を始め光合成を止めるために紅葉が始まります。
ナイアガラは今年残暑が続いたため、楓は紅くなりきらないうちに葉を落としてしまいそうだと言われています。残念ながら、紅葉はハズレ年かもしれません。
トロントの北にあるアルゴンキン公園は紅葉の名所として日本の旅行会社にも知られています。今シーズンもナイアガラからオタワまで、またはオタワからナイアガラまで、バスでアルゴンキン公園を抜けるツアーが何本もありました。
今年アルゴンキンが紅葉のピークと言われたのは2週間ほど前でしょうか。でもアルゴンキンに続くムスコカ地方は、まだまだ紅葉を楽しめるのではないかと思い立ち、この週末インディアンサマーの陽気に誘われて夫婦プラスわんこ1匹で一泊のドライブ旅行に行ってきました。
一人で旅に出ることはあっても、夫婦揃って泊まりがけで出かけたのは、たぶん17〜18年ぶりです。わんこの天使にとっては初めての旅になりました。
ムスコカ地方は湖の多い別荘地帯です。その中心になるハンツビルまで、途中紅葉を愛でながらドライブしてきました。
少し遅めではありましたが、やっぱりナイアガラの滝周辺に比べるととても綺麗な紅葉を楽しめました。
冒頭の写真は盲目の天使くんとクランベリーワイン
週末とは言え、サンクスギビングの連休が終わった後なのに手頃な宿が見つからないと思ったら、ちょうどこの週末バラの町でクランベリーフェスティバルが行われていました。クランベリーの収穫祭です。
車を駐める場所が見つかったら寄ってみようと思ったのですが、町外れまで路上駐車の車がいっぱいでした。諦めて、近くのクランベリー農場ワイナリーに行ってみました。
こちらもツアーは満席でしたが、クランベリーワインを飲み、お祭りに参加したつもりになって帰ってきました。
以下、せっかく撮った紅葉の写真を何枚かアップしておきますので見てやってください。