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コロナ禍での結婚式〜前編〜
kirakuです。
僕はコロナ禍で結婚式を挙げました。
去年の11月、結果的に僕たちにとって思い出に残るとてもいい結婚式になりました。
いろんな意見や考えがあるのは重々承知の上で、あえて挙げたことにフォーカスしてお話しようと思います。
コロナ禍で結婚式を挙げることに悩まれてる方に少しでも参考になればと思います。
遡ること2019年の10月。
結婚を決めて、式場選びを始めました。
その当時はコロナ禍なんて言葉も無かった時でした。
このチャペルが素敵だね、料理はここが美味しそうと、会場を楽しみながら回っていました。
ちなみに僕たちが結婚式場で最も優先したのはチャペルでした。
本来はざっくりと専用の結婚式場で場所を考えていたのですが、最終的にホテルの式場にしました。
その理由はチャペルが素敵だったのが一番と、ホテルならではの利点があるところでした。
式に来ていただくゲストの方には高齢者の方も多く、ホテルでは万が一でも休める部屋が取れたり、料理もホテルの一流シェフ。
あとはコスト面でも僕らが比べたところホテルの方が良かったです。
ホテルの方が結婚式以外の利用がある分、コスト的にも独立型よりも下げれるんだと思います。
ここは価値観や好みの問題ですが、参考までに。
話を戻しますが、2019年11月に式場を決めて、準備など余裕があった方が良いいなと思ったので半年以上開けて2020年の7月に挙げる予定を立てました。
2020年の7月といえば東京オリンピック関連の連休が予定されていて祝日休みもあったので、その連休の日に予約していました。
ここまでは一般的で、いい意味で良くある結婚式の初期準備段階です。
2020年1月。
年も明けて、今年は結婚式がある年。
自分の人生でも大きな節目の年になるなぁ、と思いソワソワしたのを覚えています。
1月の半ばくらいでしたか、中国で新型のウイルスの感染者が増え出したとニュースが流れるようになりました。
2021年6月現在でも猛威を振るうコロナウイルスが世に出始めた頃でした。
ウィルスに関しては忘れてる方も多いかも知れませんが、そのちょっと前にもエボラ出血熱とかあって、怖いなと思いつつ、他国の話くらいに思ってた人が多いと思います。
2020年2月。
この頃くらいから他国でも感染者が増えてきた時期だったと思います。
ようやく日本でも、これはまずいと連日ニュースになってきた時期でした。世の中的に危機感と不安が増加して、マスクがないとか、消毒がないとかで慌てだした頃でした。
おいおい、ちょっと待て。
何だこの世間の様変わりは。
連日不安を煽るニュースに、本来明るいはずの結婚式の雲行きがどんどん怪しくなってきました。
様子を見るしか無い。。。
そう思いながら、海外で死者が増加や東京で数人感染者が出たとニュースを見るたびに、自分たちの結婚式がというよりは、早く終息して苦しむ人が減ってほしい、日本でこんなパンデミックが起きないでほしいと願っていました。
そんなことを想いながら、2020年5月。
GWの頃でした。
7月に結婚式を予定していたので、おおよそ3ヶ月前。
この頃になると結婚式を挙げる場合、本格的に準備を始めなければならない時期で、本来であればここから具体的に話を進めていく段階なのですが、僕たちの場合はその前に式をやるか、やらないか、延期かという選択がありました。
2020年のGWといえば、ご存知の通り最初の緊急事態宣言。外出は今以上に出来ない時期でした。
マスクを配るだのなんだの…給食のときのマスクを思い出します。使わなかったけど。
別にお国のことを云々言うつもりはないです。脱線しました。すいません。
当時そのような背景があり、苦渋の決断をしなければなりませんでした。
先の見えない終息の中、果たして結婚式なんて出来るんだろうか。
ものすごく悩まされました。
本来ならこんなことで悩むことは無いのに。
結果的にオリンピックの延期が、結婚式の延期の決定打になりました。
正直すごく悔しかった。
悔しいというのは、将来子どもができたらパパとママは2020年の7月の東京オリンピックって言う歴史的な時に結婚式を挙げたんだよって、言いたかった。
ほんとに小さな夢。
多くのスポーツのずっと練習してきたアスリートや学生さんの夢、それ以外にも様々な夢を描いて頑張ってきた人、タイミングが悪くちょうど5月に結婚式を挙げようとして断念した人のことを思うと、ほんと申し訳ないくらい小さな夢でしたが、夢を打ち砕かれたという意味では同じ気持ちで、すごく悔しかった。
ただ、そうは言っても命より大事なものはないし、医療現場や関連する人たちが一生懸命になって対応してくださってる。
そんな中で延期にはしたものの、延期した日もこの状況だったら環境が整っても、メンタル的にできないかも知れないと思いました。
世の中が悲観的になり、どうしても暗く苦しい思いをされてる方のことと、結婚式という比較的明るいことでやらなくても命には関わらないこと。
悩みのレベルが違うのは重々理解はしています。
しかし、自分たちにとっても一生に一回のこと。
妻にも家族にも喜んでもらいたい。
友達や関係者の人にも結婚式でご報告をさせてもらい、その空間で楽しい時間を過ごしてもらいたい。
いろんな形はあるけど、一般的に結婚式を挙げる人は多分そう思うと思います。
このことから、そもそも結婚式ってなんなんだろう、挙げる意味ってなんだろう、自分たちのエゴじゃないか、と多角的に考え込んで悩みに悩んだことを思い出します。
今もなお、感染に苦しむ方々には早い回復をお祈りします。医療従事者の方々には深く感謝を申し上げます。
コロナが明けて出来ることに感謝しながら、心からやりたかったことを出来る日が早く来ることを願っています。
長くなりましたので、一旦このあたりで。
また続きを書きます。
それでは。
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