これからの私たちは未知数
推しくんが異動期を経て課長になって一週間。
推しくんはものすごく忙しい。
時期的なものはあって、
最初のピークとして来週いっぱいまでは忙しいかんじ。
見ててもわかる、ほんと大変だなって。
私は専門職なので、
課長のお伺いが必要なことがほとんどない。
任せてるからやってね感が立場的にかなり強い。
良くも悪くも。
推しくんが他の女性に優しいのも
最初かなりモヤモヤしたけど、スルーすることにした。
もしかしたらメガネくんや他の人と談笑してるのを見て推しくんも何か思うかもしれない。
(思わないような気もする、全くわかんない。)
✴︎ ✴︎ ✴︎
そんな折、他機関との連携のため
再来週にも相手方へ挨拶と情報交換が必要になった。
課長と同行がベストだけど、推しくん忙しそうだし、係長級と同行でも大丈夫ですと言った。
ほんと、多忙すぎて心配で。
でも推しくんは
「行くからこの日で調整して」
と言ってくれた。やさしい。キュン。
でも私もそこはラブ❤︎じゃなくて、
すみません、課長。的なテンションだった。
真面目だな〜、的な。
そんな中
他機関へアポ取りをして
課長(推しくん)へ時間を調整して確認したとき、
彼はちょっと口籠った。
「10:00の約束でいいですか?
相手方はいつでもいいそうなので。」
と課内みんながいる中で重ねて聞くと、
口ごもった推しくん。
何か予定とかありました?と聞くと、、、
「・・・うん、
でもまあ11時のアポでいんじゃない。
だと昼飯食べて帰ってこれたりするし。」
と推しくんは言った。
ちょっ・・・(*⁰▿⁰*)
・・・いや恋愛モード
オフってたーーーーー!!!
わーーーー!
「じゃあ11時に伺います。」
ガチャ(先方と電話を切る音)
「課長、11時でアポ取りしました。」
「あー、うん。」
なんやそれーー、嬉しいか!!!(私が)
もうこの一週間の成果なんてこんなもん。
お互い激務だし、
構ってられない環境もあったし、それぞれ。
簡単なプライベートの話もするけど、誰か必ずいるし。
メールも見切れないくらい忙しそうだから、
LINEもほとんどしてない。
まあ別にいい。
カッコいいシャツ着てるし。
私が好きだって言ったシャツ着てくるし。
でもきっと、少し一緒にいてくれようとしたって
思っていいんだよね?
ありがとう、とは言わないで、
2人になった時の楽しみにしておこ。
週末はゆっくり休んで(いやそれぞれ予定もある)、
英気を養って
またスッキリして出社しようっと。
早く一緒に飲みたいね。
そう思ってるの、私だけじゃいといいな。
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ちなみに、推しくんに敬語になったのは
課長になったから馴れ馴れしくしないためであり、
これまではタメ口でした、もちろん。
2人の時は、これからも。
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