パーソナルトレーニングに超便利。キャノンのVlogカメラ PowerShot V10を使ってみた。
実際に使ってみた感想
取り出してすぐに撮れるので便利。私に関して言えば意外とレンズが汚れて困るということはまだない。
パーソナルトレーニングやゴルフのレッスンでは必需品。そして、サウンドレコーダーとして割り切れば、すぐに音声でメモを取れる。書いて記録する余裕がない時に、すっと取り出して音声メモを取れるのはとても便利。
様々の習い事において、先生の動きを撮ることも、もちろん自分の動きを撮ることも可能。その場でも後からでも確認しやすい。
純正か他のメーカーでも良いので卓上用の三脚はあったほうが便利。三脚に装着すると棒状の物体になるのでカバンから取り出しやすい利点もある。
旅行先で自撮りするのにも便利。広角レンズの宿命(?)として歪みが生じることに要注意。
改善してほしい点・気付いた点
・もっとエルゴノミックなデザインでも良い。特に再生ボタンは押しにくい。録画ボタンは押しやすいように大きいのはわかるが、それでも押しにくさはある。小さいサイズだからこそ、手にフィットするデザインにすることを考えて欲しい。四角に整然とまとめるのが全てではないし、そこからの進化をすべきだと思う。
・UIもまだ進化できる余白がるように感じる。直感的ではない部分がある。
・ボタンの配置は整然とはしているものの使えば使うほど使いにくく感じられる。開発側の人々が実際に機体を持ち出して一日を通して撮るという行為をした結果この配置になったのだろうか?
・写真や動画が溜まってくると過去のファイルへのアクセスが結構大変になる。カレンダー表示も使いにくい。
・思い切って画面のスクロールは物理的なホイールでも良かったのかもしれない。画面をタップして使える機能と、物理的なホイールに任せる機能を分ける。ここはセンスの見せ所であるし、設計の前後で大いに議論すべき事項だった可能性あり。
・携帯性が高いのは良いが、他人に見せる時には画面は小さすぎる。1.5倍か2倍ぐらいの大きさかつ薄いと良い。三分割の画面で折り畳めるようになっても面白いかもしれない。
・他人に見せる時には画面の横幅が8.5センチ~9センチ程あれば事足りるように見える。
・もう一回り大きくすると、今度はスマホとサイズ的に対立することを恐れる人々が騒ぎ始めるのだろうが、それは違う。すぐに取り出して、物理的なボタンですぐに撮れるという機能に特化すれば、スマホとは競合しない。競合しない使い方を提案することは十分に可能であるはず。
・カバンのサイドポケットから取り出して撮る、そしてカバンに戻す。その動作の中でどういうサイズ、形であるべきか、そして三脚を含めてどのように形をまとめるかはまだ進化の余地がある。ポケットから取り出すという動作、使用してポケットに戻す動作、それを勘案した上でのデザインにすればスマホよりも優れたツールになるポテンシャルがある。
・パーソナルトレーニングやゴルフで先生や自分を撮る時は三脚を広げるのに一瞬手こずる。その一瞬の手こずりをゼロに近づければより良いアイテムになると思わされた。
以上です。もともとVLOG用らしいので少しスマホや普通のデジカメとは違った使い方が出来るカメラなのは当然なのかもしれませんが、生活の中で自然に撮りやすいカメラだと思いました。