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話しかけるよ!

「ひとは話をして成長するんだな」と最近よく思います。
挨拶はした方がいいと言いますが、“挨拶だけ”だとよくないです。ちゃんと少しは話すのがいいんです。

なんで挨拶だけだと良くないのか?
僕は以前の職場で挨拶のできないひとがいらっしゃったのでその点をよく感じるんですが、そういうひとって…


仕事を回してもらえない!!



みんな忙しくしているのに、そのひとは突っ立ったままのデクの棒だったりしました。
空気も読めないし、言ったことしかできないおじさんなんて、職場からすると「いてもらうだけでも迷惑」な感じでみんなから白い目で見られていてちょっとかわいそうだったんですが、僕もそれは良くないと思いつつ仕事をせっせとする側だったので、共犯ですかね。

そう。こないだ考えたのと同じように、そういう時にひとは「自分はできている側の人間だ」と天狗になりがちでイライラしてしまったりもするんでございます。そういう時も、ちゃんと話しかけて一緒にやりませんか?と言えたらいいんですよね。話す能力には話しかける能力も必要なんですね。


ボードゲームの話で申し訳ないんですが、モノポリーも自分から交渉を持ちかけないと、「絶対に勝てない」と言われています。
自分がやりたい事は「ちょっとやりたいんですけど…」と、はっきりと言わなくては物事が進んでいかないといういい例だと思います。僕もいくらか上級者とゲームをやった事があるのですが、僕が全然話さないのを心配してくださって、話しかけてくれた事がありました。ゲームの上級者ともなると他人の勝敗まで気にかけられるんですね!

では、ケンカを売るのはどうでしょうか?


たまぁに、ひとをムカつかせてイライラさせるのがお上手な方もおられます。
僕なんかもそうです。よく誰かをイライラさせてしまって話が進まないという事がありますが、話さないよりは話が前に進みやすいです。兄弟喧嘩でも夫婦喧嘩でもそうじゃないでしょうか?親子の喧嘩もそうだと思います。

いちばん良くないのが「だんまり戦術」というもので、“どうせ口喧嘩には勝てないのだから黙っていよう”という行為だとどこかで聞いた覚えがあります。
実は、僕もよく使う下等な技です。これこそあんまり使わない方が身のためになります。

そこは喧嘩をしてでもいいので話すのが有益なようですね。


これはいいだのあれはよくないだのと偉そうなことをつらりつらり書いてしまいましたが、ひとは黙っているとよくないと思った今日この頃だということでした。


何でなんでしょうね?
話すことで価値観をすり合わせているんでしょうかね?
無駄で馬鹿な話をしていてもひとって成長するんでしょうか?
ひとりごとはどうなんでしょうか?
冗談でもいいのでしょうかね?


いろんな疑問が出てきますね。

最近僕もいろいろと話す機会が失われつつあります。ケータイ電話の恩恵を受けて話すことができていますが、ほとんどがメールでの文章のやりとりなので、それは何でしょうか、コミュニケーションと言えるのかどうかわかりませんね。

こうやって昨今は何かに強いられる形で家にいることが多いですが、改めて「誰かと話して過ごすこと」について考えさせられるいい機会です。1日の中で誰と会話になったのか、どれくらい話をしたのかと数えてみたりしてもおもしろいんじゃないかと思います。
話しかけられた回数だったり、自分から話しかけたり、挨拶をして無駄話したんだとか、帰り道に誰それと少し仕事の話をしたんだとか、八百屋さんと最近のことについて話をしたんだとか…。
いろいろありますけど、とにかく僕は積極性が足りないと思うので、「積極的に話しかけた方がいいのかな〜」なんて、ほんのりと考えています。


積極的トーク、これからの僕は。

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