「旅のお供」という仕事
昨日起こったことにややイライラしてはいるが、起こった事は仕方がない。
ひょんなことから仕事がお休みになり多少なり暇な数日を送っているが、そんなに暇でもないんだな。
なんつっても、仕事お休み中に代行してくれる人がいるからそのフォローをしなくちゃいけない。
なるほどね。
休んでいる時にもしっかり仕事はさせるわけだ。まぁいいか、お金も無いことだし。遊びに行くって言ってもあんまり思いつかないから、それくらいはできる。
さて、そんな事はいいとしてだ。
ファンタジーやRPG世界について考えているが、自分がそんな世界で生活するならいったい自分はどんな仕事をしているんだろうか?と考えている。
僕は旅できるが、勇者様一行の役に立つような技を持っていない。
多少料理ができるかもしれないが、料理ができるって言っても、ワンピースに出てくるサンジみたいなくらいのシェフではない。
人々を感動させたり、「あんたの料理が食べたいぜ!」って言われるほどのお料理は作れない。
そうなると旅先で仕入れた食材でお料理を売って稼ぐってこともできないなぁ。
それだとちょっと足手まといかななんて思うのである。
だけど旅をするならなるべく食材を安く仕入れて、なるべく美味しく調理して過ごしたい。料理ができるってことは案外と重要なスキルだなってことだ。
現実の世界の僕はその点ではスキルを活かせているのかもしれない。食事をするということにおいて困った事はないし、衛生的にも悪そうなものは多少判断できる。
「あいつの作る料理って大丈夫かな…」と疑われないって事は大切だし、意外と活かす事はできるようだ。要は使い方なんだな。
そうやって考えてみると勇者にはついて行けそうにもないなと結論を出した。そもそも選ばれし者でもなさそうだしな。
じゃあ僕はその世界ではいったいどんな仕事をしてるんだろうか?なんて考えたら…。
いや、意外と難しい。
旅ができる事と食事関係ができる事と、人の手伝いをするのが好きな事を考えると、「旅のお供屋さん」なんてものができるのかもしれん。
それって…“運送屋さんとは違うのか?”って?
RPGの世界にはお店をやっていて、“仕入れ”に隣町や山を超えた向こう側に行きたいとかいう人がいる。
そういう人にじゃあ一緒に行きますよと言って“お供する”仕事だ。
まぁ…運送屋さんと言っても差し支えないし、そっちの方が稼げそうな気もするけど、旅行代理店とか夜行バス的な役割を果たすかもしれなんな。
「旅のお供もするが、旅先での物運びだったりはたまた調査だったりもします」という謳い文句だ。
どうなんだろう?
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