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マウントおばちゃんはエナジーヴァンパイア

こないだ職場のおばちゃんのことについて考えた。
僕は正直そのおばちゃんは苦手で、そのおばちゃんの醸し出す雰囲気とトークを聞いているとそれだけでズンと疲れてしまうことに悩んでいた。
しかしその特徴というのはどうやら「エナジーヴァンパイア」という名称として、実はたまにいる迷惑さんらしいのだ。それを聞いてちょっと安心した。

僕のメンタルが弱いのは事実なのだが、そのおばちゃんがやや嫌われ気味なのも、まぁ事実なわけで。めんどくさい性格をしているのは、案外とおばちゃんの方だったというわけだ。それを聞いただけで安心した。

しかし、そんなことを安心しちゃっていいんだろうか?
だってその人がおばちゃんだってことはよ。その人はそういう性格でずっと生きてきたわけよな。
時にはあからさまに嫌われることだってあったろうに。

会話の中では、あの人が先生やってて…とかどこそこの〇〇さんは知り合いだから…などと大量の知り合いや友人と呼ばれる人が出てくるのだが、果たしてそんな関係が長く続くような性格かよ…と疑ってしまうばかりなのである。

ただやはり、会話の内容といえば「あの人は大学の後輩だから、私に何も言えないよ」なんて内容である。
“何も言えない”ってのはつまりマウントを取っているわけであって、特に良い関係を築き上げているわけでもないのである。

だって、考えてもみなってよ。
そんな大昔のマウントチックな先輩がノコノコと今更40年以上前の事で自分が学校の先輩だって事を自慢ないし、勝手な話をしているのだ。

例えて言うならシュガースポットでいっぱいのほとんど真っ黒なバナナが、最近できた房のバナナに「私は自分らと同じ木から生まれたバナナなのよと言って先輩風を吹かせるのである。
バナナから言わせると「ああ、そうなんですね」くらいで、そんな真っ黒になってまでしていつまでも昔のことに固執して自慢たらしくしていないで早く誰かに喰われた方がいいと思うはずなのよ。


もうちょっといい例え話はなかったんだろうか。

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二ノ宮金三郎
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