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つまんねぇうんちく男

本当のところはわからないし、知りたくもないのだけど、覗いてみたり聞いたりすると楽しいってことがあります。

意外と誰もがひとつはそういう“裏”の情報なんかを知っていて、「実はこれって…」と話し出すと、みんながウンウンと聞いてくれたりなんかして。
アレってたいしたことない話でも、何でそんなにも興味を持てたり、おもしろいなぁと思えるんでしょうか?
知られちゃマズいことだったり、普段は見せないことや聞けない情報は何か“お得感”があるってことなんでしょうか?


よくある話が、うまくいくナンパ術とか、成功する仕事術や儲かる話、政治や芸能界の裏話や占星術やナントカ占いなんかで、コンビニの雑誌のコーナーの隣とかに置いてあったりします。

本当の事であれば良いんですけど、単に作り話だったり、他人から聞いた話や、なんなら嘘の話だったりすると、ウンザリやガッカリしてしまいますよね。(他人からの話でもおもしろいっちゃおもしろいか)


ただ僕は、そういった真実味に欠ける話があったり、うんちくや他人の自慢話ばかり口からほとばしるような方を相手にしていると、なんだかもの悲しく寂しいきもちになるんですよね。

なんて言うか、そういうお話をしてくださるのであれば、聞き手にまわってくれた方が幾分かみんなのためになるような気がします。(文句が言いたいワケではありません)
じゃあ自分はどうなんだと言われると、視線を逸らしてしまいそうです。僕もうんちくが好きなときがあって、アレは実はこうなんだ、コレも実は…と話していたのですが、あるときふと「モテる」事について書いてある本をひとつ、一通り読んだことがあって、その中で“女性はうんちくが好きではない”ということを学びました。

女性も楽しそうにうんちくをウンウン聞いてくれているようで、それは聞き上手なだけであって、実は本心はと言うと…

「たいして喜んでもいないしその話から何かを学び取ろうともしていない、どちらかと言うと“つまらない”と思って聞いている。」

ようなのです。
勉強が好きなひとはそう多くはありません。それと同じか、似ているようなもので、「へぇ、なるほどそうなんだ〜。」と思えるような事は、単に知識をひけらかしているように聞こえて、全く耳には入らないし、思いに留めたりということも無いんだそうです。

僕はそれを見て、“うんちくはつまらない”という脳に切り替えたのでした。


たまぁに居酒屋にいるおじさんで、なんだかモテなさそうだなぁと感じる雰囲気があると、たいていが、昔の悪をした話か、お金持っているぞ的な話、専門的な(特に女性が)理解できない話、そしてうんちくを好んで話していることに気がつきます。
その反面で女性は、笑うことや楽しいこと、そして将来の幸せが重要だと考えているそうなんですね。(といううんちくです)

なんか、つまりは、“難しい話をする男ってつまんないよ”ってことで反省をしたというお話なんでございますよ。


昨日の反省会より、明日のための作戦会議だな、これからの僕は。

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