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自分を変える決心

同じ気持ちや考え方を持っているひとというのは、一緒にいると実に気持ちが楽です。
仕事場とか家とか、遊びに行く先だったり、付き合っているひとだったり。


僕は、女性を恐れている時期がありました。母親と意見が一致しない時期があったんです。今はそんなことないですけどね。


こどもの頃にいる周りの女性と言えば、母親という存在は大きいはずです。
自分のことを世話してくれるし、ご飯だって作ってくれます。

やれ買い物に行ったり、勉強しなさいと怒ったり、もしかすると相談したりする相手でもあるかもしれませんね。
僕は相談しませんでしたね。なぜ相談しなかったかというと、権威でねじ伏せられるし、母親の都合が悪いと感情に出して怒り出すからです。だから、当時という存在がすこぶる苦手だったと思います。


実は考え方がまるっきり合わないとすら思っています。



いやぁ、もうめんどくさいったらないですよね。
だから、なんでしょうかね。もしかすると生きている心地がしなかったのかもしれません。大げさに言えば。
自分はこの家にいると何にもできないなぁと考えていました。


心配だからっていろいろ詮索するのと、守ったり制限したりするのは違います。
思春期だとどちらも鬱陶しいと思うのかもしれませんけど…。

だから、“自分のために行動”ではなくて、母親の迷惑になっているんだろうなと思って、「ここにいてはいけないなぁ」と思って行動しようと思ったんですね。やることなすこと全てに関して何かしらの対立があると、だんだんと“生きること”に関して自信がなくなってくるんです。

それを実感しました。それが自分にとって、母親にとって、かなりネガティブなことだと思ったのです。


自分は何をしたら良いんだろうか
自分はここにいて平気なんだろうか
迷惑じゃないかな
存在が鬱陶しいのかな


なんて考えました。

そのうち。


自分なんていなくなってしまったらいい
そうしたらこんなこと考えなくって済むじゃないか
この家だって、僕がいなくなってみんな楽になるだろうさ
自分が何か良い益を生み出しているわけでもないでしょ

なんて考えて。

誰とも友達なんかになりたくない
ひとりぼっちでいい
このままどこか遠くに行きたい
自分のことをみんな知らない場所に行って過ごしたい


と思うようになったというわけです。


あれは、そのまま過ごしていたら、確実に病気になって、心療内科かなんかに通ってただろうな。



そこから決心して引っ越しをしました。

行動して本当良かったと思います。




自分を変えるのにはまず場所と会うひとを変えるだな、これからの僕は。

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二ノ宮金三郎
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