見出し画像

「できないからこそおもしろい」というしくみ

みんなそこかしこに遊びに出かけているみたいですね。


コロナの影響で飲食業、酒を呑めるお店もなくなって、グッと日本全体が落ちているようにも感じますが、そんな中でも人間ってわりかし遊べるものですね。娯楽と快楽の追求はピカイチです。

すごいと褒められるような気もしますけど、それでいいのかと思う気持ちも無きにしも非ず。



ただ、ひとに会うこと集まってはいけないのと、飲酒飲食店の夜の時間の制限が加わるだけで、こんなにもひとは不便な気持ちになるものなんですね。不思議。


今、ふと思った事なので以下の文章は流し読みでお願いします。


今は政策的にコロナの感染者が増えた場合に限って緊急事態宣言と称し、「お店の開く時間と提供する物の制限」が設けられていますが、実はこれってみんな“過去に経験している事”だったりしませんかね?


こどもの頃はお酒は呑めませんでした。それは法律で決まっている事なので悔しいという気持ちも無く、ただただそれに従うのみです。
たまにこどもにお酒を呑ませるオトナがどこかの家庭にはいて、「ウチはけっこうお酒呑んでるよ」なんて言ってる中学生の同級生なんかもいましたが、特に言及することもありませんでしたよね。学校の先生に報告したり警察に通報したりももちろんありませんでした。自分達の友人グループの中から追放したりももちろんありません。


それが普通で、特に重要なことではなかったのです。今の状況ってこれにちょっと似てるような気がしませんかね。


じゃあ、たとえばのたとえばですが、それを「社会に適応」させてはどうなのでしょうか?どうだろ?
基本的にお店はお持ち帰りで、家での飲食を心がけます。それは今もやっていますよね。外での飲食なども原則的にはふさわしい事ではなく、路上で飲食をすることは言わば、駐輪してはいけないところに自転車を止めているような、そんな扱いです(にしてしまいます)。警察に通報されるって事はありませんが、なんかちょっと迷惑だし、それが増えると良くないよね。なんて言われるくらいです。


しかし、それが許されている期間が実はあります。「お祭り」の時です。
お祭りって路上に屋台が出て、ちょっとだけ街が賑わいますよね。
そういう期間や日にちがあって、お店を出して良い時間が決まっているのです。

たとえば八百屋さんなどは半分屋台のような感じでお店をしていますよね。
アジアの市場とかもNHKの番組か何かで見たことがありますがイメージするならあんな感じです。
密にならないようにしたければ外でやればいいじゃない。誰もが考える単純な事です。

だけど、そんな事してたらひとの行き交いが多くなるんじゃない?それはどうするのよ。


確かにそうですよね。
ちょっと珍しがってひとが集まる可能性も無きにしもあらずです。
しかしそこはちゃんと期間を決めて定期的にやっていれば、そんな事にはならないのではないでしょうかね。

衛生面も心配っちゃ心配ですが、屋台から食中毒などが出たという話は聞いたことがありません。大丈夫なんじゃないかな。
アジアに旅行したひとがお腹痛くなって胃腸薬を飲みまくった話は聞いた事もあるのですけど、そこはやはり日本の基準で物事を進めていけば、そんな不衛生なことにはならないのではないかと思います。(勝手)



完全に一定期間禁止とするからみんな我慢できなくなったり、「それじゃあ何もできない!」と言ってあちこちに出かける始末で感染者が多くなって困っているんですよね。
たとえばとある飲食店が日曜日と月曜日が定休日だからってそんな怒りはしませんよね。
「ああ、定休日なんやなぁ」と思うくらいです。
むしろ「調べて来ればよかったね」なんて言って、また今度来ればいいかなぐらいに終わります。それだと大丈夫な気がしませんかね。


そう簡単にはならないかな。

・普通に営業していい日
・お持ち帰りだけできる日
・テラス席・出店などを作ってもいい日
・お休みの日
・お酒の提供ができる日、もしくは時間
・お酒の提供はできないが、持ち込みができる日


そんな感じで、ローテーションを組んだりします。
お店ごとにやってもいいかもしれませんが、とある特定の地域ごとにやってみるのもおもしろいかもしれません。
出店やらお持ち帰りやら、朝から呑める日だったり、昼から夜までにかけて吞める日だったり。


そういうゲーム性があれば、感染者が急激に多くなる事やいろいろ制限があってイライラしたり怒りを抱いたりする事も少なくなるのではないでしょうか。

「しゃあない、今日は呑めないんだ。じゃあコンビニでお酒買ってさ、お家で呑まない?そうしよ!」
「あー、今日はお休みなんだー残念。」
「明日はお酒呑めるってさ!」
「出店やるんだねー。え、出店限定メニューだって!美味しそう!」

ゲーム性があると攻略したくなるのが人間ってもんだし、実際おもしろくなる可能性とお金が儲かる仕組みがそれによってできるのであれば、使わない手はないです。
なんか、考え方次第ではおもしろくなりそうな気がするんだけどなーー。

たとえばタバコがそうなんじゃないですか?タバコって吸える場所が大幅に限られてきました。しかし、何とかしてどうにかしてタバコ吸っていますよね。そういうゾーンを作ったり、売ってる場所を制限したり、副流煙やにおいが出ないものを作ったり…ね。

なんとかして吸っていますよね!!!!!!



そういう根性なんだと思いますよ!




おもしろい事考えると元気になるよな。




仕組みとかからくりとかシステムだな、これからの僕は。

気軽に読んでいただきたいので、ひとつひとつの記事に値段は付ていません。靴磨きや仕事のお手伝いなどを投げ銭でやってみると、様々な方が僕の仕事にいろいろな価値をつけて下さってすごく助かります。僕の記事にもあなたの価値をつけていただけると嬉しいです。