ドラマ「スメルズライクグリーンスピリット」決断の瞬間
3人の自己発見や自己成長をとても感じた。
彼らが本当はどう思っているのかという
自分の気持ちを行動をすることで感じて気づけて。
桐野が自分は同性愛者だと知りながら
母親との時間を大切にしたいと思い諦めて決断した。
この決断は前向きで、
自分を殺すような決断ではなく、
同性愛者だけど子供もほしいし、
といった複合的な悩みで、
自分のアイデンティティと家族との関係を
どうバランスさせるかを考え抜いた結果、
母親との時間を大切にするという選択をした。
まとめた答えが母親と家族を持って
生きることだった。
反対されてまで成し遂げたいというふとしのような
気持ちではなく、気持ちはあるけど、
他の気持ちも大切で、真ん中をとったような
全部叶えられる選択を後悔なくした。
彼の背中が清々しかった。
夢野は考えるより行動する派で、
そのあと考える人間だった。
だけど、それで好きなふとしを傷つけた。
ただこのきっかけで、ふとしの同性愛者の気持ちや
不安や悩み、自分は同性愛者ではないけど
ふとしが好きなんだと気づいたきっかけだった。
彼がふとしを傷つけてしまったことは
辛い出来事だけど、
その経験を通じてふとしの気持ちや悩みを理解し、
自分の感情にも気づくことができた。
二人の関係がより深まった。
傷つけたことは決して良いことではありませんが、
その結果として得られた理解と成長は、
二人にとって大きなプラスだった。